ボクの見たもの

ボクの見たもの、描くもの
by fukumaru55 (presented by taito)

カメラ紹介♪ OLYMPUS M-1

2008-05-10 06:54:56 | カメラ本体
子供の頃に惹かれたカメラはいくつかあります。
CANON A-1、AE-1
OLYMPUS OM-1、OM-2、OM-10
カタログを見ながら夢を描いてました。
この中でもOM-1は機械式の完全マニュアルカメラということで敷居が高く、子供としてはプログラム機能で撮れるカメラの方が身分相応なんだろうな~と思ってました。

EOS30Dを買って、再び写真の世界にのめり込むようになって、ふとヤフオクで目にしたOM-1、1万円!? かつての名機がこんなにも安いものか
でも、マニュアルで撮れるだろうかと心配はしたものの、EOS30Dで露出を確認しながらなら撮れるかも。そんな言い訳を自分の中でしながら購入を決意

しかし、かなり年代モノのカメラだけに状態のいいモノがなかなか無い。目に止まったのがM-1。はて!?
このカメラの発売当初(1973年)、M-1として売り出したところ、ライカから名称が似通っているとしてクレームが付きOM-1に改称。当初の数千台だけがM-1として流通したとか!そのためプレミア価格が付き少々高い。でもその分、レストアされた状態のいいモノが多いようで、別にコレクターではないのですが、状態がいいのならとこのM-1を購入しました。

購入当初は内臓露出計を頼りに撮っていましたがどうも上手くいかず しばらくは自宅待機
でも、単体露出計を使ったマニュアル撮影をするようになってからは苦にせず扱えるようになり、何よりマウント部にシャッターダイヤルが付いているのがとても使いやすく、今ではメイン機の座を占めています。
現在は内臓露出計の針が振れなくなってしまいましたが、逆にそれに惑わされる事無く、単体露出計を基にした自分の露出感で撮る事が出来ていいかも

このカメラを使っていてつくづく思うのは、写真は絞り、シャッタースピード、ピントの三要素が重要であり、それだけを確実に実行してくれれば、カメラの機能としては十分だな~と
それも、三要素の内、カメラ本体が担うのはシャッタースピードだけですから、確実にスピードを実行して、クリアーなファインダーで像を捉える事ができて、フィルムの遮光性があれば、カメラ本体は何を使っても同じなんだな~と思えるようにもなりました。
勿論、カッコ良さが一番重要ではありますが


視野率97%
2006年8月購入