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「ストーリー」の重要性!

2019年05月21日 | デジタル紙芝居日記


「モノを売るな、ストーリーを売れ」

「人は、ストーリーを求める」

「人はストーリーで動く」

・・・「ものづくりから物語りへ!」と吠えてきた・・・

私は、観光に関わった時期に、この「ストーリ性」の重要さを、声を大にして語り、

「デジタル紙芝居」と言う形
で示してきたのだが、

つい最近まで、「ストーリー」「物語り」と言うと、「桃太郎」「金太郎」等程度にしか捉えられず、

その重要性を無視し、5、6年前には、県の会議でも鼻で笑われた事があった。

地域性と言うか、県民性と言うか、利権がらみの行政で、そんな事はどうでもよいと言う時代だった。

今年、先の選挙で、この時代遅れを推進してきた利権の操り人形知事が破れ、新知事になった。


今後、この遅れをどう取り戻せるか注目だ。



「○○○ストーリー」

今になって流行りの様に、何でもかんでも「ストーリー」と言うキャッチフレーズをアピールするようになってきた。

(ただし、真の中身はどれも空っぽ、驚くほど何も無いのだが・・・笑)

 経緯はどうあれ、この地も少しストーリー、物語りに前進したか?

いや、それは無いな・・・・・・学芸員等は「史実」を語れても、県庁はじめ県民にストーリーを物語れる者はいないし、そんな文化も無い。

もともと「文化」を持とうとしない県民性が根強い風土ゆえに、仕方がない。



この地で言われる「ストーリー」は、まだまだ勘違いされている事が多い。


その一つは、「史実はストーリーではない」という事だ。

史実は、単なる資料に過ぎず、そのまま「文化」や「魅力」につながるモノではない。

にもかかわらず、「こんな史実、良いもんがあるんだから」、新幹線がくれば人が来る、大河ドラマが来る等と信じ、寝ながら待っている。


 どんな魅力的な史実があっても、それを「人を動かすストーリー」にするには、何が必要か?

この地では、まだまだその道は遠い・・・。



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