「モノを売るな、ストーリーを売れ」
「人は、ストーリーを求める」
「人はストーリーで動く」
・・・「ものづくりから物語りへ!」と吠えてきた・・・
私は、観光に関わった時期に、この「ストーリ性」の重要さを、声を大にして語り、
「デジタル紙芝居」と言う形で示してきたのだが、
つい最近まで、「ストーリー」「物語り」と言うと、「桃太郎」「金太郎」等程度にしか捉えられず、
その重要性を無視し、5、6年前には、県の会議でも鼻で笑われた事があった。
地域性と言うか、県民性と言うか、利権がらみの行政で、そんな事はどうでもよいと言う時代だった。
今年、先の選挙で、この時代遅れを推進してきた利権の操り人形知事が破れ、新知事になった。
今後、この遅れをどう取り戻せるか注目だ。
「○○○ストーリー」
今になって流行りの様に、何でもかんでも「ストーリー」と言うキャッチフレーズをアピールするようになってきた。
(ただし、真の中身はどれも空っぽ、驚くほど何も無いのだが・・・笑)
経緯はどうあれ、この地も少しストーリー、物語りに前進したか?
いや、それは無いな・・・・・・学芸員等は「史実」を語れても、県庁はじめ県民にストーリーを物語れる者はいないし、そんな文化も無い。
もともと「文化」を持とうとしない県民性が根強い風土ゆえに、仕方がない。
この地で言われる「ストーリー」は、まだまだ勘違いされている事が多い。
その一つは、「史実はストーリーではない」という事だ。
史実は、単なる資料に過ぎず、そのまま「文化」や「魅力」につながるモノではない。
にもかかわらず、「こんな史実、良いもんがあるんだから」、新幹線がくれば人が来る、大河ドラマが来る等と信じ、寝ながら待っている。
どんな魅力的な史実があっても、それを「人を動かすストーリー」にするには、何が必要か?
この地では、まだまだその道は遠い・・・。
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