最後の夜

アメリカ時間で26日（金）のお話。
この日、ふるぞうは会社をお休みしてくれました～。
何しろ妻が翌日には日本に帰っちゃいますからね。
ふるぞうが手伝える荷造りなんかはないんだけど、
やっぱり家にいてくれると安心です～。


朝食は近くのドーナツ屋に行きました。
いやあ、母様が「近くにあるんだもの、食べたいわ」って言うからさ。
近くにあるとは言え、色々食料を買い込むものだからなかなか行けなくて。
結局ギリギリになって慌てて行った感じよね。


1人で行かせるわけにもいかないので、私も一緒に行きました。
そこで食べてもいいんだけど、お持ち帰りして3人で朝ごはん。
食休みして、母様はまたしても1人でお散歩へ。
「海まで歩いてみなくっちゃ！」ですって。


ちなみに、我が家から海までは片道徒歩1時間かかります。
そこからピアまで行こうものならプラス30～40分かかります。
海までは真っ直ぐ1本道なので、地図も持たずに出かけて行きました。


1時間後「海に着いたよ～」と電話が来たのはいいけど、
「このまま右のほうに行けばピアなのよね？」って、母様、
ピアまで歩く気ですか！？
さすがだ・・・。


次の電話は「ピアに着いてぐるっと1周したとこ。今から帰るね」でした。
ピアから歩いて帰ってくるんじゃ、早くても1時間半はかかるなあ。
私の荷造りはほぼ終わったので、のんびり帰りを待っていたんだけど、
なんだかだんだんお腹が空いてきた。


・・・母様、遅くない！？
まさか迷子になってるんじゃないの！？
携帯に電話してみたけど、案の定出ないし。
どこ行っちゃったんだろう・・・。


その後着信に気付いた母様から電話があったんだけど、やっぱり迷ったんだって。
うちから海までは1本道なんだけど、海の辺りでウロウロしちゃって、
その1本道になかなか出られなかったみたいでさ。

どうにも変わらず、走ってる人とか3人位捕まえて道を聞いたらしい
もちろん英語ですよ！
やるじゃん！
でも、待ってるこっちはドキドキでしたけどね・・・お腹も空いたしさ。


結局母様が帰って来たのは1時半頃だった気がする。
麦茶を飲んで一息ついてから、3人でメキシカン・レストランへ。
ここもうちから超近いし、よくクーポンが入ってくるんだけど、
別にメキシカン好きじゃない我々は一度も行ったことがなかったからさ。


　Mexican Riviera Restaurant




メキシカンではパンのように出てくる、トルティーヤチップス。
ここのは大きくて、自分達でパリパリ割って食べました。
サルサは結構辛め。



私が頼んだランチメニューに付いてきたスープ。
こっちは全然辛くなくて、あっさりトマト風味。
へ～、これなら普通に食べられるな～って感じ。



で、こちらがメインのタキートス。
カタカナ表記は、タキートスでいいのかなあ？
一体何だか分からなかったんだけど、とりあえず頼んでみたの。
そしたら、小さいトルティーヤで具を巻いて、揚げたものでした。



こちらは母様の注文品。
これまた知らない料理だったんだけど、名前忘れちゃった。
Cから始まる名前だったんだよね、確か。
こっちはブリトーをそのまま丸ごと揚げた感じ。



こちらはふるぞう君が注文したケラディラ。
ケサディラはどういうものか分かってるし、失敗ないだろ！ってことで。


昼食後は帰宅して、まったりです。
でも、まったりって言っても何か落ち着かないんだよねえ。
何かしらちょこちょこやることがあってさ。


昼食が遅めだったので、夕食は軽く済ませました。
本当ならカレーを食べる予定だったんだけど、入らないから冷麦に変更。
カレー、6人分作ったけど、ふるぞう1人でそんなに食べられるかしら？
冷凍出来るようにジャガイモは入れなかったから、
あまりに多くてさすがに飽きたら冷凍するんだよ！


12時前にはお布団に入った気がするんだけど、なんだかしんみりしちゃった。
もうこのアパートに戻って来ることはないんだなあって思うとさ。
私は「もう戻ってこない家」ってのが初めてなのよ。
イギリスの時は「自分の家」じゃなかったからなあ。


ず～っと「仮住まい」だと思って生活してたけど、
さすがに3年も住めば「家」になってたんだなあ。
このままアメリカにいたとしたら、引っ越してたと思うけどさ（笑）。
愛想をつかして引っ越す前に、私が帰国するこになっちゃったからな～。



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