施設にあったエッセイでえらいおもしろかったのが 高尾 慶子 の本。
日本に帰ったら買おうと思ってたけど、その後の著書がイマイチ評判がよくないので保留になってしまった。
しかし、先日父が偶然図書館で借りてきました イギリスウフフの年金生活 。
高尾さんの著書です。
父が読むには、彼女のイデオロギーが鼻についてちょっと・・・って部分があるみたいだけど、イデオロギーのかけらもない(自慢にならない)私にとってはそんな部分は笑い飛ばしてしまえばいいだけの話。
さっさと読んでその日のうちに返した。
おもしろかったねえ。
そこでなんとなく実感を持って同感した箇所をご紹介しましょう。
といっても手元に本がないから適当にね。
何かの映画を見た時に、主人公の白人女性がロンドンの病院で掃除婦をしている姿が映ったんだって。
ロンドンでは白人がその手の職につくことはまずないので、あの描写はありえないとおっしゃっておりました。
彼女いわく、彼ら白人(イギリス人)は、マックで働くとか、掃除するとか、そんな底辺の仕事をする位なら、乞食になって物乞いするらしい。
そういえば、ロンドンから遊びに来た子が、ランカスターのマックに入ったら、店員が白人で感動したって言ってたなあ。
つまりロンドンじゃそんな光景は見ないってことだ。
ボランティア留学をする時には、ロンドン周辺の施設では黒人の従業員が多く、物がよくなくなることがあるって言ってた。
ランカシャーの施設では、掃除してるおばさんもイギリス人だったし、肌の色が違うのは我々ボランティア以外3人しかいなかった。
しかもそのうち2人は看護師。
残りの1人はケアラーだったけど、片方の看護師さんの息子でした。
つまり、地方はそんだけ移民が少ないってことだ。
移民が少ない地域では普通にイギリス人が色んな仕事をしている。
でもロンドンはそうじゃない。
ロンドンでマックを嫌ってホームレスになる人がいる一方、ランカシャーでは普通にイギリス人がマックで働いている。
同じ国なのにこの差はなんだ???
最近EUに加盟した国から、ランカシャーという田舎にまで人が流れてきました。
ランカシャーの人の生活も今後変わるのかしらね。
まあ、そうするには求人数が少なすぎてムリかも知れないけど。
イギリスボランティア留学について ⇒ イギリスボランティア留学体験記
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日本に帰ったら買おうと思ってたけど、その後の著書がイマイチ評判がよくないので保留になってしまった。
しかし、先日父が偶然図書館で借りてきました イギリスウフフの年金生活 。
高尾さんの著書です。
父が読むには、彼女のイデオロギーが鼻についてちょっと・・・って部分があるみたいだけど、イデオロギーのかけらもない(自慢にならない)私にとってはそんな部分は笑い飛ばしてしまえばいいだけの話。
さっさと読んでその日のうちに返した。
おもしろかったねえ。
そこでなんとなく実感を持って同感した箇所をご紹介しましょう。
といっても手元に本がないから適当にね。
何かの映画を見た時に、主人公の白人女性がロンドンの病院で掃除婦をしている姿が映ったんだって。
ロンドンでは白人がその手の職につくことはまずないので、あの描写はありえないとおっしゃっておりました。
彼女いわく、彼ら白人(イギリス人)は、マックで働くとか、掃除するとか、そんな底辺の仕事をする位なら、乞食になって物乞いするらしい。
そういえば、ロンドンから遊びに来た子が、ランカスターのマックに入ったら、店員が白人で感動したって言ってたなあ。
つまりロンドンじゃそんな光景は見ないってことだ。
ボランティア留学をする時には、ロンドン周辺の施設では黒人の従業員が多く、物がよくなくなることがあるって言ってた。
ランカシャーの施設では、掃除してるおばさんもイギリス人だったし、肌の色が違うのは我々ボランティア以外3人しかいなかった。
しかもそのうち2人は看護師。
残りの1人はケアラーだったけど、片方の看護師さんの息子でした。
つまり、地方はそんだけ移民が少ないってことだ。
移民が少ない地域では普通にイギリス人が色んな仕事をしている。
でもロンドンはそうじゃない。
ロンドンでマックを嫌ってホームレスになる人がいる一方、ランカシャーでは普通にイギリス人がマックで働いている。
同じ国なのにこの差はなんだ???
最近EUに加盟した国から、ランカシャーという田舎にまで人が流れてきました。
ランカシャーの人の生活も今後変わるのかしらね。
まあ、そうするには求人数が少なすぎてムリかも知れないけど。
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分かりやすい人だなあ(笑)
私たちはたまたま片付ける人がいなかったからじゃあ片付けるか、と思ってトレー持ってゴミ箱に向かったら、
モップ持った子が出てきてトレー持ってってくれた。
でも顔はあまり覚えてないからかわいくなかったのかなー?
っていうかそういうとこ以外でバイトなんてないのかもね。
日本だって高校生がバイトするなら随分限られてくるだろうし。
マックで店員が片付けに来た?
チップもないのにそんなことするんだ~。
ファーストフードは高いからあんまり食べなかったんだよね・・・。
でもバイト?ってかんじの子。
それ以外は黒人の方だったなー、確かに。
セルフで片付けた方が気が楽なのにな…って思ったのは日本人だから?(;^_^A
私はロンドン滞在がとても短かったのであまりそうは感じなかったんですが、長い人はそういうことを実感するんですね。
田舎じゃどこ見てもイギリス人ですよ(笑)
インド料理屋にはインド人、中華料理店には中国人ってのはイギリス中どこも共通でしょうし。
アメリカほどはっきりとホワイトカラー、ブルーカラーが別れていないと思っていたので、ちょっと意外でした。
ブルーカラーの家庭では学費が出せないから大学にやれず、学歴社会のアメリカではそういう子供は結局ブルーカラーにならざるをえないという悪循環がありますけど、イギリスはどうなんでしょうね?
あんまり学費とかかからないイメージがあるんですけど・・・。
私も一昨年、昨年とロンドンにしばらく居て、↑感じました。いわゆるブルーカラー職をはじめパブリックサービス職にイギリス人はほとんど見かけず、移民が圧倒的に多いですよね。(それがサービスの質を落としているのか、国民性なのか・・・笑)たまに「あ、Britだ」と思ってもstrong accentでnot really educatedなんだと思わせる人々か。
大学の講義によれば、階級などの意識が未だに根底にあることと近年の社会構造の変化に大きく影響を受けているとのことです。貧富の格差が拡大していること(主に所得収入別にみるlower層の急速な拡大)も要因の一つのようですよ。