koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

屋根裏レイアウト

2006年11月23日 23時14分46秒 | 旅行,および「鉄」

昨日のエントリで,
「買い物は吟味して・・・」
といったことを述べておきながら,オークションでお宝を落札してしまった。


183系直流型特急電車。
関東近県や甲信地方の中央本線では「あずさ(梓)」・「かいじ(甲斐路)」といった愛称で親しまれてきた旧国鉄時代からの車両である。
無論今は「あずさ」は葡萄をモチーフにしたと思われる紫のラインが鮮やかなE351系振り子電車となっているのだが,1972年の誕生以来四半世紀以上の長い年月,武相甲信の山々を縫って駆け抜けた183系の存在感は今も揺るがない。


で,私が手に入れたのは赤とクリームの旧国鉄カラーではなく,1988年に登場したグレードアップ車両である。
ベースは183系1000番台と思われるが,高速バスの進出に対抗してアコモデーション改造を強化。
私は確か1992年の3月に乗ったが,約5cm程度通路よりシートスペースが高くなっており,シートの質感も上がっていた。


当然のことながら,今となってはもう見られない車両だし,模型の方もとっくの昔に生産打ち切りとなっているので,貴重なものを手に入れたと言うべきであろう。
しかも殆ど新品の上9両編成で定価の約1/3という価格だから,もう新品なんて高くて買う気が起こらない・・・というか買えない(泣)


で,前回の165系の6両編成を手に入れた時もそうだったが,レールをどこに敷くかということが問題になる。
リビングが20畳以上有ったり部屋が6つ以上あるような豪邸ならともかく,ただの4LDKでは自分の部屋するままならない状況である。
できればいちいちレールや車両を出したりしまったりするようなことなく,レールやストラクチャ等をレイアウトできる(つまりレールを敷きっぱなしにする)部屋なんかある筈無い・・・と思っていたら一カ所見つけた。
僅か三畳に見たぬ屋根裏部屋が我が家にはある。
まるで忍者屋敷のようにラダーを降ろして行かなければならないので実に不便だが・・・。
そこなら,今のところ雛人形を置いているだけなので,線路を敷きっぱなしにできる。


・・・と言うわけでレールを敷いてみたが実際は一畳程度のスペースを確保するに留まった。
天井裏に抜ける点検口があるので,そこに防湿対策をして雛人形を移せばさらに今の倍はとれよう(まさか鼠は居るまい)。
コンセントがないので,梯子下の部屋から引いてパワーパックと温風ヒーターの電源を取る。
天井が低く,部屋も狭いのですぐ暖まった。
夏はもの凄く暑いだろう・・・。


でもって,走行開始。
かつて行った残雪のアルプス輝く大糸線沿線の風景や雪解けの清流梓川(これが「あずさ」の語源である)の流れに思いを馳せながら・・・。
画像,明らかに違うレールの継ぎ目と収納ケースが映っているのが情けない・・・。


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