koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

2009年フィギュアスケートGPシリーズ-第2戦:ロステレコム杯

2009年10月26日 21時39分13秒 | スポーツ

見所は,真央連戦・安藤初戦,西洋勢ではアリッサ・シズニーとアシュリー・ワグナー(米)ぐらいしか有力なところが見あたらないので,日本勢本命二人がどこまでやれるか・・・という点でした。


結論から言えば,SPに比べFSは盛り上がりに欠ける内容だったと思います。
SPは,何故か旧共産圏ラウンドに強い大ベテランのユリア・セベスチェン(波)が見事な演技を見せた見ものの,FSでは後半のスタミナ不足を露呈。
同2位に付けた全米選手権1位のシズニーもミスに沈む(あのスパイラルとビールマンスピンは絶品ですが・・・)。
唯一きっちりと仕上げたワグナーが総合2位に大躍進。
アメリカ勢は,元女王キミー・マイズナーがここのところ不調ですが(怪我でNHK杯も欠場だそうで・・・),今回出場の2人に加え,レイチェル・フラット,キャロライン・ジャン,そして長洲未来と確実に10代若手による底上げが為されていると思います。
そのあたり,現在全盛とも言える我が国は男女とも考えていかなくてはならないでしょう。女子だと村元,村上,水津,今井。
男子では無良,町田,中村,羽生(ちょい若すぎるか・・・)あたりがもっと出てきてほしいものです・・・。
安藤は前半のコンビネーションが決まらず転倒。
後半のコンビネーションは,3-2-2の予定を,調子が良くないと察して3-2に切り替え,被害を最小限に留めるという賢明な策が功を奏し,見事1位。
スピンのキレやステップのスピード感もいまいちで,絶好調には程遠い出来でしたが,大崩れしないところに成長が伺えました。
後は,NHK杯で一昨年のようなことがなければ良いのですが・・・。                
真央ちゃんは,深刻なスランプのようです。
伝家の宝刀である3Aは,出場メンバーの顔ぶれから見ても封印しても良かったかと思いましたが,それを敢行するところが彼女たるところなのでしょう。
こうなったらGPFは行かなくても良いですから,12月の全日本と2月の五輪にピークを持って行けば良いので,ポジティブに考えてゆっくり休養と調整に専念すべきでしょう・・・。       
あの荒川さんだって,ポディウムの常連になったのは20代になってからだし,トリノ五輪前のシーズンは,GPF出ていませんから・・・。
あとは,3位に入ったロシア待望の新星アリョーナ・レオノアでしょうか。
生きの良い滑りは,今後の大成を予見させそうです。
NHK杯にも出るようですので,楽しみです・・・。


しかし,3-3のコンビネーションを持っている選手は,悉く3-2にしてきますね。
3A同様3-3も両刃の剣というところでしょうか。
回転不足の3Aや3-3跳ぶなら,成功した2Aや3-2の方が得点高いというジャッジシステムでは,技術の向上は望めないのでは・・・と,素人の私なんか思ってしまいますが・・・。
今回誰もが3-3を忌避した(或いはしくじった)のも,盛り上がりに欠けた要因の一つでしょうか・・・。


男子は・・・。
深夜に録画をする気力を失い,前夜のSPのみを見ました。
復帰のプルシェンコ,4回転はさすがですが,何か後は変化に乏しいプログラムで,先輩にしてライバルだったアレクセイ・ヤグディンの演技の方が,私としては好みでした。
小塚くんはさすがというか,丁寧な滑りは顕在で,今回の2位は納得でしょう・・・。


次は中国杯。
男子はずばり殿対ライザチェク(米)でしょう。
それにキャリエール(米),レイノルズ(加),ボロノフ(露)といった実力者がどう絡むか・・・。
女子は大本命であるロシェット(加)に対抗するのは,フラットと長洲の米国勢でしょうか。村主・鈴木がどこまで得点を伸ばしてくるかが見ものです・・・。
・・・で,次回は浅田・安藤という看板が居ないテレ朝。
ゴールデンタイムに放送は有るのでしょうか・・・。


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