koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

Life is Art18

2006年10月13日 23時42分49秒 | スポーツ

楽天が桑田獲得を断念した,というか,やめた。
真相は分からないが,おそらく年棒の問題と予想される。
野村監督は,
「俺には何の権限もないから」
と例によってぼやいていたが事実だろう。
これによって桑田は,来月行われる12球団合同トライアウトに出ることが濃厚になったと言われているらしく,米球界も視野に入れているとのことだ。


惜しい話だと思う。
楽天が桑田を獲れば間違いなく投手陣の駒が増えるし,観客動員もさらに増えて興行的にも増収が見込まれる筈だ・・・。
野村監督も清原に関しては,ああいったキャラは嫌いだろうから全く動かなかったが,桑田なんかは如何にもノムさん好みの選手だと思われるだけに残念でならない。
まさかルーキーの田中を開幕一軍という訳にもいかんだろうし(ダルビッシュの例もあるから2年目の大化けに期待か・・・そう言えば桑田も2年目に大化けしたっけ・・・),来年の投手陣に関してどう考えているのだろう・・・。


入団のごたごたと平成初頭の一連の騒動で,すっかりダーティーなイメージで語られることの多い桑田であるが(「さらば桑田真澄,さらばプロ野球」を私も読んだ),個人的には桑田の野球に対するストイックで求道的な姿勢が好きで,20年前の新人時代から桑田を応援してきた。
上記書籍の著者である中牧氏(プロレスラーになるって話はどうなったのだろう)が在職していたカドヤスポーツ製のグラブを一連の騒動後も桑田は愛用していたが,私もどうしても同じメーカー製のグラブが欲しくてようやく手に入れ,今尚カドヤスポーツ製の「ワールドペガサス」なる製品を愛用している(カドヤスポーツ自体は,老舗のメーカーに吸収合併されたようだが)。


いずれにしても,来季あの桑田の哲学的とも言える投球が見られなくなるかもしれないのは由々しき事態である。
さして大きくない身体をしなやかに使って投げる無駄のないフォームをもう一度見たいと思うのは私だけだろうか・・・。
そう,私が桑田を支持するのはダーティーなイメージが先行し,周りの者が皆嫌いだといっているからなのかもしれない。
そう言えば,20年前は桑田-悪役,清原-善玉といったイメージで語られ,巨人が西武に負け続けたこともあって,桑田に対するバッシングが多かったことも天の邪鬼な私にとって大きかった。
その清原も今やすっかりヒールとなり,個人的には嫌いではなくなっているのも時代の流れだろうか・・・。


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2 コメント

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順位 (tomonikatu)
2006-10-14 21:21:04
 私の師が「5位か6位のチーム同士が一緒なったんだから、弱いのはしょうがないだろうと言ってました。宮城の野球、サッカーには寒い検証です。
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いや全くその通り・・・ (koshi)
2006-10-15 22:54:40
tomoさん,今晩は。

弱いのは当然ですよ。

しかし,出来の悪い子ほど可愛い・・・の例えもあるし・・・。

私は野村監督が好きではありませんが,彼の野球に対する考え方や姿勢は是とするものがあります(「巨人軍論」読書中)。

ファンであり続けることが大切です。
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