ゆっくり、のんびり、あせらずにやるしかない

波乱万丈な日々も落ち着いてきたと思っていたら
母がアルツハイマー型認知症になりました。

トラウマの始まり

2005年05月12日 23時14分32秒 | トラウマ(心の傷)
トラウマが始まる前は、一瞬これが治るってことなのねと言う時期があった。
トラウマが出現しなければ治ったかもしれないなんて思ってしまう。

それは「新潟中越地区地震」の夜から出現した。
中越地区ではないため、直接の被害はなかったが、すごく揺れた。

実は今から40年ほど前に「新潟地震」があったのだ。
その頃はまだ1歳半くらいで記憶は無いのだが、身体が覚えていた。

その夜から3日寝られず、食事ものどを通らなくなり、めまい
のどが詰まる感じ(泣きたいのに泣けない時や夢の中で言いたいことが言えなくて苦しい)
などが出始めた。夕食時だったので食事の時間になると苦しくなった。

カウンセリングの先生によると多分「その時も」同じ症状が出たはずのこと。
まだ、小さくて上手く怖さを大人に伝えられなっかただろうし泣くにも泣けなかったのだろう。
心のケアなども無かっただろうし・・・・・。
その日をきっかけとして、忘れていたいろいろな心の傷があふれ出し始めた。

まるで、戦場(経験ないけど)のようだった空港が近いためか、
我が家の上をひっきりなしにヘリが飛んでいた。
夜明け4時ごろから8時ごろまでその音も怖かった。
TVはそのニュース一色になり、毎日毎日地震発生の日の映像を流し続けた。

そう言えばやっと最近ヘリの音が至近距離で聞かれなくなった。
めったに飛行機も飛ばないし・・・・・・・。何だったんだろう・・・

やっと最近普通食がのどを通るようになった。

実際に被災した中越地区のことを思うと胸が痛む。

コメント
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