日中国交回復40周年を迎えたが、残念ながら中止となった。これだけ残した小異が小異でなくなれば当然である。
しかし、回復後、果たして日中の為政者はこの精神を活かそうとしてきたのだろうか。
当事者である周恩来と田中角栄氏の間では少なくとも信頼関係はあったと思えるが、その後の指導者の行動を思い起こすにつけ、時に応じて、小異カードを持ち出し使い分け相手を脅す道具として利用してきた。
敢えて小異を捨てる潔さのない相手に焦れた多くの日本人は、石原都知事を支持した。
国交回復時の中国を取り巻く政治経済状況と現在の状況は様変わりしている。
中国指導者は過去から国内の反日ナショナリズムリスクをうまくテイクして、日本からリターンを得ようとしている。
ただ、それはあまりにハイリスクローリターンの行動となる。諸刃の剣となりかねないのでは。
外国資本は中国市場を敬遠し始めている。
それは中国にとって経済的利益の消失だけでなく、国家自身の分裂・消失となる。
もっとも、こうした脅威の国は早く消え、国民の人権が保障された自由にもの言える国になってほしいが。
人間の精神構造てものは、なかなか変わりにくい。日本人も中国人も戦前の行動パターンから変わっていないようにみえる。
戦前は戦争に突入したが、今はどうなるのか。
冷静に残した小異(捨てたつもりの小異)とはなんであったのか。
求めた大同とはなんであったのか お互いにそれぞれ考える必要があるように思えるが。
しかし、回復後、果たして日中の為政者はこの精神を活かそうとしてきたのだろうか。
当事者である周恩来と田中角栄氏の間では少なくとも信頼関係はあったと思えるが、その後の指導者の行動を思い起こすにつけ、時に応じて、小異カードを持ち出し使い分け相手を脅す道具として利用してきた。
敢えて小異を捨てる潔さのない相手に焦れた多くの日本人は、石原都知事を支持した。
国交回復時の中国を取り巻く政治経済状況と現在の状況は様変わりしている。
中国指導者は過去から国内の反日ナショナリズムリスクをうまくテイクして、日本からリターンを得ようとしている。
ただ、それはあまりにハイリスクローリターンの行動となる。諸刃の剣となりかねないのでは。
外国資本は中国市場を敬遠し始めている。
それは中国にとって経済的利益の消失だけでなく、国家自身の分裂・消失となる。
もっとも、こうした脅威の国は早く消え、国民の人権が保障された自由にもの言える国になってほしいが。
人間の精神構造てものは、なかなか変わりにくい。日本人も中国人も戦前の行動パターンから変わっていないようにみえる。
戦前は戦争に突入したが、今はどうなるのか。
冷静に残した小異(捨てたつもりの小異)とはなんであったのか。
求めた大同とはなんであったのか お互いにそれぞれ考える必要があるように思えるが。
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