昨晩は暴風警報が出たほどの嵐で、GWと台風が一緒に来たような感じで眠れない夜を過ごしてしまった。
いや、バイクがひっくり返るんじゃないかと。
一夜明けても嵐継続中。
宿の隣の公園からは、サン・ファン・バウティスタ号が見下ろせる。
仙台藩士、支倉常長らが乗り、太平洋を渡った慶長使節船のレプリカだそうだ。
震災や津波にも耐えたが、内部は傷んで立ち入り禁止だそうで。残念。
気仙沼まで、海沿いを走ることも考えていたのだが、あまりの強風と、燃料が残り少ないので断念。
石巻市街に戻って給油後、三陸道の無料区間を使い、途中から海沿いに出る。
海岸沿いも震災復興が進んでいるが、未だに仮設住宅も数多く残っていた。
気仙沼駅に到着。
観光案内所で情報収集を。
気仙沼港のお魚市場に移動。
近所をウロウロしてみる。
近くにある震災復興屋台村。
中には、小さな店が幾つも。
何食べようかな。
結局、お魚市場内のレストランにGW特別メニューがあったので、そっちに行ってしまった。
海鮮フカヒレ丼。うめぇ。
食事を終えると、雨も止んで晴れ間がのぞいてきた。
ありがたや。
遠野へと向かう途中、陸前高田の一本松に寄ってみる。
一本松。
これよりも、背後の建物の荒廃っぷりのインパクトが凄いな。
港湾関係の施設だろうか。
今日は遠野まで移動。
Total150km程。
まあ今日は雨予報だったので、最初から移動距離は少なめにしておいたのだが。
とおの物語の館に到着。
食事処や土産物屋などが並ぶ。
遠野物語の著者、柳田国男像。
後ろの建物は、柳田国男が滞在した旅館を移築した、資料館。
隣が物語を体験できる博物館。
プロジェクションマッピングで民話の世界を表現したりと、中々ハイテック。
向かいには遠野座があり、地元のおばあちゃんが昔話の読み聞かせをしてくれる。
方言もあまりきつくなく、聴きやすかった。
この後、共通券で入場できる、城下町資料館も見学。
のんびりできた。
今日の宿は、地元の古い民宿。
座敷童が出そうだな。
晩飯は、値段の割には中々豪華。
すき焼き、煮魚、豚肉の味噌漬け、エビはフライと刺身両方。
ジャージャー麺も出た。
この後普通にご飯も来て、お代わりもどうかと聞かれたのだが、一杯で十分だった。
大満足。