朝風呂を浴びた後、朝食。
焼き鮭など、オーソドックスなメニューだったが、温めて飲む味噌汁は出汁が効いて美味かった。
米子道から中国道経由で舞鶴若狭道路に入り、西紀SAで給油。
取りあえず敦賀まで持つかと思ったのだが、念のため。
舞鶴道路は1車線区間が多く、速度が上がらない所為もあり、敦賀に着く前に三方五湖PAで昼食にしようと。
ここはファミマしかなかったので、弁当を購入してイートインスペースで頂いた。
敦賀では気比の松原を1周した後、武田耕雲斎の墓所へ。
武田耕雲斎は幕末の水戸藩で結成された尊王攘夷派、天狗党の党首。
京都の朝廷に攘夷を訴えようと水戸を発ったが、開国に傾いていた幕府軍に追い詰められてこの地で捕まり、処刑されてしまった。
下諏訪にある中山道途中の和田峠にも、幕府側と戦って戦死した天狗党の水戸藩士の浪人塚があったりする。
現在墓になっているところも、塚だったものを整備したらしい。
墓の向かいにある、松原神社。
ここには、捕らえられた天狗党の浪人たちが収容されていたという、ニシン蔵が移設され、資料館として残っている。
普段は内部公開していないらしく、残念。
お次は敦賀港観光。
敦賀ムゼウムは、シベリアからのポーランド孤児や、戦時中にナチスの迫害を逃れるため、杉原千畝の発行した命のビザを持って渡ってきたユダヤ人難民を受け入れた敦賀港の歴史資料館。
ムゼウムの向かいにある、赤レンガ倉庫。
レストランや土産物屋として整備されている。
喫茶コーナーで休憩。
チーズタルトうめぇ。
次は敦賀から福井に至る北陸道の古道、木ノ芽峠へ。
ここはかの織田信長が朝倉氏を攻めた際、浅井長政の裏切りで窮地に陥って撤退したりした舞台。
なのだが、旧峠は車で入れないうえ、近くまで行くのに道に迷ったりして散々な目にあってしまった。
結局、時間も無くなり、峠まで行けずに撤退。
最後は気比神宮へ。
ここも駐車場を探してぐるぐる回った挙句、閉門10分前に何とかお参り。
おみくじを引いたら「凶」だった…
普段の行いが悪いのだろうか、反省。
今日の宿泊は長浜のビジネスホテル。
というわけで、長浜市内で和食レストランに入り、晩飯を摂った後ホテル入り。
本日は420kmほど走行。
結構距離走ったので、疲れた。