G's Loft

がるるのロフト復活暫定版!
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MINISFORUM BD790i

2024-11-23 20:04:31 | デジタル・インターネット

最近PCの起動がもたつくことがあり、どこか調子が悪いなと思っていたが、どうもHDDが原因のようだ。
ストレージ用のHDDの認識に時間がかかっていて、カッコンカッコンと何度かシークをやり直したりしている。
これはもう、物理的な故障の寸前だろう。
バックアップは取ってあるので、HDDを交換すれば済むのだが、蓋を開けて構成を変えるなら、ついでにパワーアップしたくなった。
PC上で仮想環境を複数立ち上げて並列に動かしたりしているのだが、最近はアプリもだんだん重くなってきて、RYZEN 5 5600Gと16GBメモリではパワーもメモリ容量も心許なくなってきている。

そんなわけで通販で注文していた品が届いた。
MINISFORUMのITXマザーボードBD790iと、DDR5-5200MHz SO-DIMM 48GB(24GB×2)、2TBのM.2 SSD。
MINISFORUMは手のひらに乗るような小型のミニPCを多く手掛けていて、コストパフォーマンスの良い製品が多い。
そのメーカーが作った自作PC用のITXマザーボードがBD790i。
CPUはソケットではなく、モバイル用のBGAタイプを直に実装。
メモリもノート用のSO-DIMM(2枚)を使用。
M.2 SSDは2台搭載可能だが、SATAはポートが1つもない。
無線LAN内蔵。
など、ミニPCが得意のメーカーらしく、汎用的なマザーボードとは結構異なるところが多い。

CPU実装済みのマザーと言うのは他にもあるが、大体は廉価な低パワーの石が載っているのだが。

BD790iに実装されているのは、モバイルCPU最強クラスのRYZEN 9 7945HX。
Zen4の16C32Tと、今使っているRYZEN 5 5600GのZen3 6C12Tと比較しても、非常に高パフォーマンス。
デスクトップ用だとRYZEN 9 7950X相当になるが、あちらはTDP170Wで電力が高い分、性能は上。
こちらはモバイル用だが、12cmファン対応のでかいヒートシンク付きなので、TDP65Wのところ100Wまで上げられるようだ。

価格も7950XがCPU単体で10万円前後なのに対し、790iはCPUとマザーボード込みで7.7万円と非常にお買い得。
トリッキーでとがっているが、なかなかそそられる仕様だな。

ただし、RYZEN 7000シリーズに載っているGPUは、RADEON 610M。
RDNA2.0と、世代はRYZEN 5 5600Gに載っているVega7より新しいが、シェーダー数が少なく性能は劣る。
軽い3Dゲームも可能な5600Gに比べると、7000シリーズのGPUはゲームなどを想定していない。
それに対応しているのは、RYZEN 8000シリーズになるだろう。

まあそこは、PCIe×16スロットがあるので、手持ちのディスクリートGPUを使う事で強化できる。
ケースにも依るが、拡張スロットが使えるのは、ミニPCより有利な点だろう。
RADEON RX6500XTも、エントリー仕様だが、内蔵GPUよりはかなり強力だ。

そんなわけで、とりあえずメモリを1枚と、手持ちのPCケース用ファンを載せて、起動テスト。
ITX規格のマザーボードは17cm角しかないので、12cmファンが巨大に見える。

あっさり起動確認。
UEFI画面もあっさりしているな。
まあCPU実装済みマザーなので、BIOSのバージョン不整合などを気にする必要がないのは楽で良いね。

しかし、手持ちにPWM対応のファンが無いので、買いに行こう。
折角なので回転数可変で静音のファンにしたい。

渚のエディオン着。
ここは自作PCのパーツも一通り揃っている。
アウディ号はエキゾースト警告灯の件で点検中なので、代車のトヨタプレミオ。
4ATなので、1.8か1.5だと思われる。
ソツなく走るが、まあ全く面白くない奴だな。

店内はブラックフライデーとクリスマスセールが一緒にやって来た様で賑やかで、結構客も入っていた。

なぎさライフサイトの表側駐車場。
エディオンとスーパーTSURUYAの客が殆どだ思われるが、結構一杯だ。
TSUTAYAやSEGAのゲーセンが無くなったりしているが、かつ庵が新規開店、はま寿司も工事中で近日オープン予定。

買ってきたCPUファンを組み付け、PCケースへ実装。
GPUカードをそのまま使いたいので、電源やATX対応ケースもそのままだ。
SATAのHDDやDVDドライブは繋げるところがないが、必要ならUSBに変換するか、M.2スロット用のSATAポート変換基板を使うか。
まあ、サブPCにもDVDドライブが付いているので、そちらを使えば事足りるのだが。

起動。
速度可変のPWMファンは、とても静か。
今までの水冷システムより静音になった。

Windows11をインストール。
CPUクロックは2.5GHzから、ターボブーストで5.4GHzまで可変する。
モバイルPCでも5GHz越えの時代か。
DRAM48GBもきちんと認識している。

リソースモニター。
CPUメーターが32個並ぶのは壮観だな。
これで暫くはパワー不足になることも無いだろう。

RYZEN 5 5600Gは、現在RYZEN 7 1800Xを積んでいるサブPCの更新に使おうか。
RYZEN 1000番台ではWindows11に対応できないので、そのうちアップデートしよう。

コメント
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