みちのくツアー 4日目

宿の朝食。
質素だが、結構品数豊富。
米が美味い。

遠野から、釜石道の無料区間に乗り、東和ICで降りる。
道の駅、とうわ。
北の方は雨予報で、実際雲がかかってどんよりしている。

南の方は、北よりは大分明るい。
やはり南下しよう。
ここに来るまで、今日の予定を決めかねていて、北上して小岩井農場辺りに行くか、南下するか迷っていたのだが。
まあ明日は帰宅の予定なので、あまり北上すると帰路がきついのもあるしね。

今回の最北到達地点は花巻に決定。
花巻温泉の混浴露天風呂や、羅須地人協会には大昔に行っているので、今回は宮沢賢治記念館を訪ねてみる。
途中から雨になってしまったが、まあ、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」やってきました。
向かいに童話村もあるのだが、こちらの方が大人向けのようだ。
内部には、農学校教師や地質学者としての足跡や、宮沢賢治の精神世界などを理解するための資料の展示が。
深いなあ。

敷地内にある山猫軒。レストランと売店で、お土産を購入。

花巻から国道4号を南下、平泉の中尊寺に到着。
こちらは晴れている。

参道脇の月見坂を上る。
こっちの方がきつい。

本堂前。
参道には土産物屋や、蕎麦屋などが並ぶ。
前回はわんこそば食べたんだよなあ。
その後バイクに乗るのがしんどかった。

大きな本堂。
流石は奥州藤原氏だ。
尤も、創建当時から残っているのは、金色堂だけらしいけどね。

金色堂の覆い堂。
内部は撮影禁止だった。
金色堂も創建当時の姿に修復され、豪華絢爛。
この地に極楽浄土を再現しようとした、奥州藤原氏。
兵どもが夢の跡。

境内の白山神社では、狂言の舞台が。
延々と蕎麦を食べるシーンが笑いを誘っていた。

そういうわけでもないが、境内のレストランで、自然薯蕎麦を頂く。
流石にわんこそばは自重しといた。

今日の宿泊地は、仙台近郊の秋保温泉も魅力的だが、明日の行程も考え、もう少し進んでおこうかと東北道に乗る。
国見SAで休憩。
横風がかなり強く、疲れる。

那須高原SAまで来た。
東北から、関東まで無事帰還。
ここから先は、渋滞が30km以上。
日も暮れてきたので、この辺りで宿泊先を探さねば。

本日の宿は、黒磯近くの那珂川温泉に決定。
ホテルに日帰り温泉施設が併設されていて、そちらで入浴や食事も可能。
というわけで、ビールと天丼にしました。
ウマー。

今日は400km程走行。
国見から先がログ取れなかった。
グローブはめてると、意図せずボタンが押されてしまうようで困る。

みちのくツアー 3日目

昨晩は暴風警報が出たほどの嵐で、GWと台風が一緒に来たような感じで眠れない夜を過ごしてしまった。
いや、バイクがひっくり返るんじゃないかと。

一夜明けても嵐継続中。
宿の隣の公園からは、サン・ファン・バウティスタ号が見下ろせる。
仙台藩士、支倉常長らが乗り、太平洋を渡った慶長使節船のレプリカだそうだ。
震災や津波にも耐えたが、内部は傷んで立ち入り禁止だそうで。残念。

気仙沼まで、海沿いを走ることも考えていたのだが、あまりの強風と、燃料が残り少ないので断念。
石巻市街に戻って給油後、三陸道の無料区間を使い、途中から海沿いに出る。
海岸沿いも震災復興が進んでいるが、未だに仮設住宅も数多く残っていた。

気仙沼駅に到着。
観光案内所で情報収集を。

気仙沼港のお魚市場に移動。
近所をウロウロしてみる。

近くにある震災復興屋台村。

中には、小さな店が幾つも。
何食べようかな。

結局、お魚市場内のレストランにGW特別メニューがあったので、そっちに行ってしまった。
海鮮フカヒレ丼。うめぇ。

食事を終えると、雨も止んで晴れ間がのぞいてきた。
ありがたや。

遠野へと向かう途中、陸前高田の一本松に寄ってみる。

一本松。
これよりも、背後の建物の荒廃っぷりのインパクトが凄いな。
港湾関係の施設だろうか。

今日は遠野まで移動。
Total150km程。
まあ今日は雨予報だったので、最初から移動距離は少なめにしておいたのだが。

とおの物語の館に到着。
食事処や土産物屋などが並ぶ。

遠野物語の著者、柳田国男像。
後ろの建物は、柳田国男が滞在した旅館を移築した、資料館。

隣が物語を体験できる博物館。
プロジェクションマッピングで民話の世界を表現したりと、中々ハイテック。
向かいには遠野座があり、地元のおばあちゃんが昔話の読み聞かせをしてくれる。
方言もあまりきつくなく、聴きやすかった。
この後、共通券で入場できる、城下町資料館も見学。
のんびりできた。

今日の宿は、地元の古い民宿。
座敷童が出そうだな。

晩飯は、値段の割には中々豪華。
すき焼き、煮魚、豚肉の味噌漬け、エビはフライと刺身両方。

ジャージャー麺も出た。
この後普通にご飯も来て、お代わりもどうかと聞かれたのだが、一杯で十分だった。
大満足。

みちのくツアー 2日目

本日は昨日の続き、那須から国道400号を西進し、塩原温泉を通過、121号で会津方面へ。
南会津、下郷から、県道を経由し、古い宿場町の保存で有名な、大内宿を目指す。

目的地のちょっと手前から、駐車場渋滞が始まってしまった。
まあGW中盤だし、結構混むわな。
ちなみに隣の渓流は、奥入瀬っぽく苔生した河原で、結構綺麗。

バイク用の駐輪スペースは空いていたのだが、結構歩かされるな。
良い天気で、結構暑い。

大内宿に到着。
江戸後期から明治初期頃の建物が並ぶ。

道の両側には用水路があり、飲み物を冷やすのに使っていたりする。

土蔵もあり。まあ綺麗にしてるねえ。

宿場の一番上には階段があり、お堂が。
しかし急だなこれ。

上からの眺め。
良い感じ。

店先では、色々な土産物が。

飾りお手玉。12支も揃っていた。

会津名物、天ぷら饅頭を頂く。
うめぇ。

会津は以前観光しているし、暑いので通過。
喜多方で昼食にする。

当然喜多方ラーメンでしょ。
ラーメンとチャーシュー丼のセット。美味し。
チャーシュー麺と同じ価格だったのだが、こっちの方が大分食いでがあるような。
コスパで選んだが、食べ過ぎた。

喜多方から北上し、大峠を越えて山形方面へ。
下界は暑いので、蔵王に上ってみる。
雪渓もあり、涼しい。

山形側から宮城側に下りたが、宮城側の上りは山頂手前から結構な渋滞だった。
逆方向で良かった。

GPSのログが途中で切れてしまった。
仙台に近付くにつれて渋滞が始まったので、迂回するために仙台南部道路、東部道路を使い、一気に石巻まで移動。
本日は350km程。

海岸線は堤防を増築中。
この辺りは荒涼としていて、津波の傷痕が目立つなあ。
夕暮れ近くなると、風が強くなってきて、海も大荒れに。

本日の宿、サンファンヴィレッジに到着。
ここはサン・ファンパークに隣接している、半官半民の社団法人が運営する震災復興応援ホテルだそうだ。
GW中という事もあり、普通の旅館は中々取りづらかったので。

敷地内にコテージ風の部屋があります。
って書いてあったけど、これはプレハブっぽいなあ。
仮設住宅を転用したんではなかろうか。

食事も近場で摂れそうになかったので頼んだが、学食っぽいなあ。
丁度学生のサークルだろうか、団体さんが居て結構騒がしかったので、尚更の事。
では、仮設住宅の暮らしを体験学習しながら、寝ます。

みちのくツアー 1日目

GW中盤は、東北へ行ってみようと思い立ち、出発。
いつも通り直近の宿しか取っていないので、後は風任せのつもり。

今日の宿泊地は那須高原の予定。
高速はつまらないのでなるべく使わず、下道メインで行く事に。
まずは松本から三才山トンネルを通り、上田を経由して国道144号、長野街道へ。

長野原にある、浅間酒造観光センターで休憩。
利き酒コーナーもあったが、飲めないので残念。

145号、通称ロマンチック街道で、沼田に到着。
適当な店で昼食にする。

ここは台地の縁なので、眺めが良いねえ。

ラーメンでもと思ったが、平日限定の上州牛の定食があったので、思わず注文。

肉ウマー。

国道120号で、金精峠越え。
直前に冬季閉鎖が解除されたばかりなので、道端には残雪が。
結構寒いが、今回はガッツリ冬装備の革ジャンなので平穏無事。

男体山。どっしり。

戦場ヶ原。荒涼。

中禅寺湖。
大分ガスってるね。
滝や寺社見物など、時間の掛かるものはスルー。
まあどこもそれなりに混んでるしね。
いろは坂も、ちょっと霧が出ていたが、車の後をノロノロ走ったので特に問題なく。

道の駅日光で休憩。
船村徹記念館などが併設されている。

今市からは461号で那須方面へ。
途中、県道に入って道の駅塩原で休憩。

今日の泊りは、西那須野駅近くのホテルに決定。
しかし、寂しい駅前だなあ。

通り沿いの居酒屋で晩酌。
5種盛りセットを頼む。
マグロ刺身、牛モツ煮、湯葉のナゲット風、揚げ出し豆腐、鶏唐。
湯葉は日光名物だね。まあ、ナゲット風味はがんもどきっぽかったけど。
まあ似たようなものだが。
ビール250円と書いてあったが、グラスビールの価格だったらしい。
中ジョッキはガッツリ600円取られた。まあ美味かったからいいか。

本日のログ。
ほぼ300キロ、割と最短距離に近かったかな。

GW前半

GW前半は毎年恒例、実家のベランダのペンキ塗り。
先週やっておけば良かったのだが、忙しくて後回しにしてしまった。

 20号沿いの信州蔦木宿。
御柱のオブジェが置いてある。
GW中の3日から5日まで、上社の里曳きだね。

実家のペンキを塗り終わり、帰り際に自宅近くのバイク屋でエアチェック。
V-Stromのリコールは休み明けになりそうだ。
また来なきゃ。