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広島県のチヌ釣りレポート

2014年10月25日 12時04分09秒 | レポート
9月28日に、広島県大竹市の沖に浮かぶ、阿多田島に釣行して来ました。

早朝6時に小方港から出船する、平内渡船さんに乗り込みいざ出発。

今回私が降りた磯は、阿多田島の北側にある「港の入り口」と言う磯に上がりました。

初めて上がった磯なので、まず始めに海を見てどのような地形なのかと、潮の動きを確認しました。

確認が終わってすぐに、仕掛け作りに取りかかります。

この日の仕掛けは、ウキにD-actionの0号、ウキ下にウエイトマーカーのG8を付け、1.5号のハリス2ヒロ半を
直結で結び、チヌ針3号を付けて完成です。

まず始めに、足元に撒き餌を撒いてみると、スズメダイが大量に寄って来たので、足元に撒き餌を
入れながら、30m程の距離にも撒き餌を投入しスズメダイとチヌのポイントを離す様にしてみました。

仕掛けを撒き餌より少し沖に投入して、餌が残って来るかを試してみると、餌が綺麗に残ったので、
とりあえずは安心しました。

しかし、スズメダイを避けながらタナを探っていきますが、チヌどころか魚の反応が全く無い状況が
続きました。そこで、ガン玉のG5を追加して、より深いタナを探っていきます。

そして、およそ竿1本半程のタナを探っていると、何かが喰って来ました。

釣り上げてみると、35cm程のマダイが掛かっていました。するとこのマダイを境に、潮がゆっくりと
左沖に流れ始め、数匹のボラが水面下を泳いでいたので、状況が良くなってきている気配がありました。

仕掛けを投入して、およそ竿1本半程まで入った辺りで、ゆっくりと流れていたウキが勢い良く沈んで
行きました。すかさず合わせてみると、チヌらしい引きがしっかりと伝わって来ます。

ゆっくりとやり取りをして取り込んだのは、40cmの綺麗なチヌでした。

その後同じように流して、先程より少し深いタナで25cmのチヌを追加することができました。

「これから良くなるはず」と思い、チラッと水面下を見てみると、何て事でしょう、ボラが数匹から
20匹程に増えていたのです。

悪夢の様に思いながら撒き餌と仕掛けを投入してみると案の定,餌が残りません。

それから必死にボラを避けながらタナを探っていきますが、チヌの反応が無いまま、時間だけが
過ぎていきます。

残り時間が少なくなり、チヌの反応が良くならないのでタナを竿1本半に固定して流していく事にしました。

そして反応の無い状況で、根気強く投入し続けること30分、流石に諦めかけた頃に、何やらウキが
モゾモゾッと沈んで行きました。

「餌取りだろうなぁ」と、思いながら合わせてみると、何やらチヌらしい引きが竿から腕に伝わって来ます。

ワクワクしながらも、丁寧にやり取りをして取り込んだのは‥‥‥何と、チヌでした。

綺麗な40cmのチヌをGETして、数十分後に納竿しました。

この日の釣果は、チヌ3枚とマダイ1枚でした。

厳しい状況とは言え、もう少し釣果を伸ばす方法があったはずなので、厳しい状況での魚の出し方を
これからも勉強していきたいと思います。








フィッシングレポーター
広島県廿日市市在住
岡 寛和






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