手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

雷雨!!

2005-04-26 19:14:36 | 紅花日記
今日は3時ごろから空雷に続いて集中豪雨!わー紅花は大丈夫だろうか。あんなにまだ弱い茎と葉で、しかも雨は避けたいところ。
夕方あわてて見に行ってみると、やはり弱いものは倒れていました。私が今回参考にしている農事暦の4月には、月の運行によって今月は水の作用を受けやすく、月末に強い光を期待したいというようなことが書いてあったことを思い出しました。

確かに、例年に比べて今月は雨が多いように感じます。水曜に塾にいく子供Aが「いつも水曜日雨!!」と不満を漏らしていましたし、まだ外出の時にもサンスクリーンを使おうという気持ちになることが少なかった・・・。
不思議に感じますが、昔の人はみな月や惑星の動きを見ながら農業をしていたんですね。


追記 明日は土が軟らかくなっているから雑草を抜きましょう!

藍の双葉

2005-04-26 18:53:47 | 紅花日記
最初はどれがどれやらわからず不安だった双葉も、はっきりと藍とわかる形になってきました。
今日の雷&激しい雨でどうなることかと夕方に見に行ってきたところ、雨にぬれてもしっかり元気でした。一安心です。

この小さなはかない茎が初夏までには葉の生い茂る藍になるなんて、今からはちょっと想像できません。プランターの両端にしか発芽しないため、一鉢1~5本がいいところ。なんだか心配な数なのでWさん、Yさんとともに、自宅で藍の種を今からでも育ててみることにしました。時期的にも今がぎりぎり最後くらいなので、だめもとですが、たくさん出来たら染物にも使えますし、ちょっとがんばってみます!!

たたき染め

2005-04-26 01:41:45 | 紅花日記
昨年の夏、生葉を使った藍染めを教えていただいた西岡さんは、障害を持った子供たちに染物を教える活動もされていて、その中でも印象に残る1枚を見せていただきました。なんとも言えない濃淡のコントラストは躍動感があり、たたき染めに集中して楽しむその子の姿が見えるようでした。

たたき染めは、生葉を布に直接当てて木槌などでひたすら叩きます。すると色素が葉の形に布に移っていくのです。はじめは若々しい緑色をしていますが、時間がたつにつれて青、そして藍色へと変化していくのもまた見ていて楽しめます。

布を染める時には葉を摘んでミキサーにかけ、布で漉し、オキシドールを加えてからシルクや毛糸などを浸します。数分置いたら水洗いして乾燥させて出来上がり。

今まで使っていたタデ藍(発酵したもの)が熟練の色とすれば、生葉の水色は、今まさに生きている植物の生命力あふれる若々しい色です。

生葉染めは火も使わず、簡単に大人も子供も楽しめる「色あそび」です。

紅花染め

2005-04-26 00:38:29 | 講座でつくれるあれこれ紹介
はじめに水に溶け出す黄色の透き通るような明るさは開放感一杯、ピンクは心を浮き立たせるような明るさがあって、どちらも染め上がるとうれしくなります。発酵を進めてさらに赤みを強くすると、今度はどきどきするような強さを持った緋色に、藍を掛け合わせて紫、黄色で緑・・・藍と紅花があれば、ほぼすべての色が作り出せるのです。

こどものころ、紙染め遊びが好きでした。オシロイバナのピンク、ムラサキツユクサの青、ヨウシャヤマゴボウの赤紫、家の近所を探して歩いて集めた草花が真っ白な紙に色をつけるとき、なんともいえぬ自然の美しさに感動して(いえ、その当時はうっとりして)動けなくなったりしました。その姿を見て母はかなり怪しい子供と思ったでしょうね。
私の美しいもの集めの原点といえる真剣な遊びでした。

今も、講座のあとで参加された皆さんのシルクの布が風にひらひらとたなびくのを見るのが好きです。小1ころの私と一緒に「きれいだねー」としばし動けなくなるのです。

この楽しさが、みんなに体験してもらえたらうれしいです。