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ここが久喜和みの里温泉「森のせせらぎ なごみ」で、隣接して「ケアハウス なごみの里」がある。この温泉、元々はケアハウス用に掘削したものらしいが、後で一般入浴できる施設を造ったとのこと。側面に広い駐車場があって、周辺は公園と農地で環境は良好だ。
玄関を入ると前方にシューズロッカーがあり、コイン式でなく靴をいれられるのがいい。その鍵を入浴料700円と共に、受付に出すのだが、平日も土日祝日も料金が同じというのが気に入った。
浴室は1階にあり、左が女湯、右が男湯と分かれている。脱衣場のロッカー利用は100円の投入が必要(後で戻ってくる)だった。
まず、内湯スペースに入るとやや小さめで、「なごみの湯」、「腹部膨満感風呂」、「腰掛け湯」があるが、主浴槽の「なごみの湯」には源泉が掛け流しにされているようで、オーバーフローしていた。ここには、大きな炭焼き釜のような形をした「塩釜サウナ」も併設されている。
ドアを開けて、露天風呂スペースへ出ると、こちらは広く、岩石や木々を配して、癒しの空間を形成している。そこに、「八角風呂」、「滝見風呂」、「五右衛門風呂」3個、「洞窟風呂」、「香り風呂」とあって、すべてに温泉が使われている。一部加温・循環されている浴槽もあるようだが、塩素殺菌はしていないそうで、うれしいことだ。
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「森のせせらぎなごみ」の八角風呂
まず「滝見風呂」に浸かってみたが、側面から滝が流れていて、心地がよい。この温泉は、地下1,500mより湧出するナトリウム-塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)で、源泉45.6℃、pH7.6、溶存物質総量5,025mg/kgで、毎分779L湧出しているとのことだ。
湯は薄い茶褐色に濁り、湯の花も舞い、なめるとしょっぱさも感じられ、浴感もなかなか良い。周りの雰囲気もいいので、のんびりと浸かった。次に「洞窟風呂」へと移動したが、人工的に造ったものではあるけど、中に水晶玉が置かれ、幻想的な雰囲気を作っている。
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「森のせせらぎなごみ」の洞窟風呂
「香り風呂」はアロマセラピーを体感でき、「五右衛門風呂」にも入って、悦に入った。このスペースには、「砂むし風呂」もあるが、別料金800円(20分)が必要だ。
2階には、お食事処、休憩処、健康広場などもあり、入浴に時間制限はないので、一日のんびり過ごすことも可能だ。1階には、大広間や和室もあって、予約しての宴会も出来るそうだ。
浴後は、羽生方面へと向かい、途中で昼食を取って、「羽生市立郷土資料館」、羽生水郷公園の「さいたま水族館」と見学して帰途に着いた。
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