ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

「嵐山 蝶の里公園」の蝶(2006-2)

2006年04月09日 | 蝶を撮る
晴天に恵まれているので、午前中の「北本自然観察公園」に続いて、午後からは、3/25(土)以来半月ぶりに嵐山町にある「蝶の里公園」へも行ってみることにした。
 荒川を荒井橋で越え、県道脇のラーメン屋に入って、昼食をすませ、その後、国道254号線へと出て、東に向かって走っていった。
 「蝶の里公園」へと至って、まず「オオムラサキの森活動センター」へ立ち寄ってみたが、係りの方が留守だったので、外で作業している人に今日飛んでいる蝶について聞いてみた。そうしたら、スジグロシロチョウ、キタテハ、ベニシジミ、モンキチョウなど5,6種類は見られるとのこと、風が収まれば、10種類くらいは飛び出すのではないかと言うので、期待が高まった。
 最初に、“キタテハの広場”まで行ってみると、白っぽい蝶が飛んでいるのが目に入った。追いかけていき、堀端にとまったのを撮影したが、スジグロシロチョウで、3頭が群れていた。
 その後、“シジミチョウの広場”の方へと下っていくと、いきなりテングチョウに出っくわした。すこし、じっとしていてくれたので、接写したがボロボロだった。
 続いて、“ホタルの里”の方へと歩いていくと、風も穏やかになりつつあり、都幾川の岸の草原にベニシジミが舞っているのを発見した。これをカメラに収めていると、黒っぽいセセリチョウが飛んでいるのが目に入ったので、そちらも追いかけていったが、すばしっこくてなかなかとまってくれない。それでも、空堀跡の所までいって、ようやく確認するとミヤマセセリだった。
 なんとかカメラに収めたいと粘っていたら、白っぽい蝶が飛んできた。モンシロチョウより小型で、直線的に飛ぶので、ツマキチョウだと思い、そちらも追いかけてみた。これらの蝶は、早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」と呼ばれるものなんだ。

 ツマキチョウ

 とにかく、同じ場所に数十分粘って、なんとか2種共カメラに収めることが出来たので、引き返して、再び“シジミチョウの広場”へと向かった。ここでは、キタテハとテングチョウが飛んでいたので、撮影してから、道路の下を潜って、“ベニシジミの広場”へと入っていった。
 そこで、いきなり黒っぽい大きめな蝶が飛び立った。追いかけて、確認するとルリタテハではないか!この蝶は、成虫で越冬するので陽気に誘われて飛び出してきたらしい。とまった所を羽の裏側から数カット撮らせてもらったけど、すぐに飛び出し、飛翔力が強いので、すぐにどこかへ飛んでいってしまった。
 しばらくその場所で待っていたんだけど、戻ってこないからあきらめて、“キタテハの広場”の方へと上がっていった。しかし、この辺は咲いている野草も少なく、ほとんど蝶も舞っていなくて、カメラに捉えることが出来ない。仕方がないので、裏にある畑地の方へ行ってみることにした。
 ここには、菜の花が咲いていて、何種類かの蝶が舞っているのを見つけた。近寄って、撮影しようとしたら、足下から急に、あざやかなキアゲハが飛び立ったんだ。今年初めて見るので、カメラに収めたかったんだけど、空高く舞い上がって、どこかへ行ってしまったのは残念...。
 気を取り直して、菜の花畑に接近すると、モンシロチョウ、モンキチョウ、テングチョウが飛び交っていたので、順次カメラに収めていった。
 しばらくその付近をうろうろしてから戻り掛けると、ミヤマセセリが飛んできて、畑地に羽を休めた。開翅した状態だったので、近づいて接写したんだけど、じっとしていてくれたから、何回もシャッターを切ることが出来たんだ。感謝!感謝!

 ミヤマセセリ

 これで、撮影を切り上げようと、来た道を引き返していったんだけど、途中でまたルリタテハと出会い今度は、羽の表側もしっかり撮らせてもらった。

 ルリタテハ

 都合2時間以上を費やし、午後3時半となっていたので、帰途に着くことにしたが、ここだけで、12種類の蝶と出会うことが出来て、満足した。
 後は、鳩山町から川越市の方へ抜けて、戻ってきた。

*今日「嵐山 蝶の里公園」で出会った蝶 <12種>
・キアゲハ 1頭(目撃)
・キチョウ 数頭(撮影)
・スジグロシロチョウ 数頭(撮影)
・ツマキチョウ 数頭(撮影)
・モンキチョウ 数頭(撮影)
・モンシロチョウ 数頭(撮影)
・キタテハ 数頭(撮影)
・ルリタテハ 1頭(撮影)
・ベニシジミ 数頭(撮影)
・ルリシジミ 1頭(目撃)
・ミヤマセセリ 数頭(撮影)
・テングチョウ 1頭(撮影)

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「北本自然観察公園」の蝶(2006-2)

2006年04月09日 | 蝶を撮る
今日は、朝から天気が良く、1日中晴れで気温も上がるというので、蝶の撮影に出かけることにした。
8時半前に自宅を立ち、まず、3/25(日)に続いて、2度目となる「北本自然観察公園」へと向かい、第2産業道路を北上して、北本市域へと至った。
 駐車場に車を入れ、カメラをぶらさげて、満開の桜の下を通って行ったが、ちょっと風が強いようだ。まず「自然学習センター」へ立ち寄ったのだが、前回もここで、指導員に教えてもらってから巡ったんだ。今日聞くとツマキチョウやルリタテハも飛んでいるとのことで、期待が広がった。
 最初に北側の湿地帯の方へ足を向けたが、ここは谷間になっているので、風が緩んでいていい。さっそく、林縁でルリシジミを見つけて、接写した。湿地には、いくつかの野草が花開いていたけど、まだ数は少ない。そんな中を白い蝶が舞っているのが目に入った。
 一見モンシロチョウかとも思ったが、近づいてみるとスジグロシロチョウだった。ここで、いくつか見つけた白い蝶はすべて同じ種類だった。一番奥まで行って、Uターンし、入口まで戻ってから、前回と同じように時計回りに巡り始めた。風は強いものの、野鳥のさえずりが心地よい。
 一夜堤の方の谷間へ入って行くと、またスジグロシロチョウが飛んでいた。それを追いかけていくと、キタテハがとまっているのが目に入り、接写した。
 さらに、南の方へと進むと、ちょっと開けた野原がある。前回はここで、キタテハとルリシジミを撮影したんだけど、今度もいないかと目をこらしていた。そこに、一陣の風が吹いて、黒っぽい蝶が運ばれてきて、近くにとまったのだ。見ると、ルリタテハだ!さっとカメラを構え、数カットを撮し込んだが、次の風にあおられて、空に舞い上がり、再び戻ってくることはなかった...。
 それでも、未練がましく、腰を据えて待っていたが、スジグロシロチョウ、キチョウが来るだけだった。
 しばらくして、来た道を戻りつつ、キチョウなどを撮影しながら、桜土手へと至った。折しも花見の宴たけなわといった、見物客も多く、桜吹雪の中を歩いていった。土手を下って、細道をたどると、キチョウが1頭後先になって、導いてくれた。それをカメラで追いつつ、進んだら、高尾ふるさとの森の近くまで来ていた。
 この辺では、シズグロシロチョウがたくさん待っていたが、もう充分撮影していたので、他の種類を探して先へと歩いていった。
 そうすると、「自然学習センター」の手前に菜の花畑があり、いくつかの蝶が舞っているのを発見した。蝶と菜の花はとても絵になるので、じっくり構えて、何種類か撮りたいと思ったのだ。
 そこへ、ベニシジミ、ルリシジミ、キタテハ、キチョウと交互にやって来て、被写体となってくれたのだ。そのうちに、ツマキチョウも飛んできて、菜の花にとまったんだけど、3カット撮らせてくれただけで、どこかへ行ってしまった...。
 そうこうしている内に時間が経ち、草原を回って、「自然学習センター」に戻ったら、都合3時間ほどを経過したことになり、12時半となっていた。
 腹も減ってきたので、ここを切り上げて、昼食できる場所を探すことにしたが、午後からは、前回(3/25)に続いて嵐山町の「蝶の里公園」へと向かうことになった。

*今日「北本自然観察公園」で出会った蝶 <8種>
・ルリシジミ 2頭(撮影)
・キタテハ 数頭(撮影)
・スジグロシロチョウ 多数(撮影)
・モンキチョウ 数頭(撮影)
・ツマキチョウ 数頭(撮影)
・キチョウ 数頭(撮影)
・ルリタテハ 1頭(撮影)
・ベニシジミ 多数(撮影)

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