ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

「見沼自然の家」付近の蝶(2006-3)

2006年04月22日 | 蝶を撮る
今日の天気は晴れてはいるけど、薄い雲がかかって、時々陽が陰ったりしていた。それでも、半日仕事を終え、昼食後に蝶の写真を撮りに行くことにした。
 まず、前回4/1(土)に行った「見沼自然の家」へ3週間ぶり、3度目の足を向けることにした。春の野草もだいぶ花をつけ出し、蝶が訪れる環境は整いつつある。
 いつものように、見沼代用水東縁の土手上を走っていって、所定の駐車場へ車を入れた。春らしくなって、畑仕事をしている人も多くなってきている。
 車を駐め、まず、畑地の方へと歩いていったんだけど、いきなりキタテハが眼前を横切り、近くにとまったので、カメラを向けた。しかし、2カット撮らせてくれただけで、どこかへ飛んでいってしまった。
 畑地には、モンシロチョウが飛んでいたが、カップルになって、交尾を迫っている場面に出っくわした。しかし、メスの頑強な拒絶に合っているようで、その様子を観察しながら、シャッターを切った。
 田んぼの畦には、タンポポやホトケノザなどが花咲いていたけど、蝶の姿は見られない。もう少し、気温が上がらないとダメなのかと思い。草地の方へと歩いていった。
 そうしたら、ひらひらとゆっくり飛んでいる黒っぽい蝶を発見した。どうやらセセリチョウの一種のようだ。幸い近くにとまったので、望遠で覗いてみると銀色の筋が光った。これは、ギンイチモンジセセリだと思い、接写をしたが、この場所では初見で、県内でも全国でもレッドデーターブックの準絶滅危惧種になっているものなんだ。

 ギンイチモンジセセリ

 河川や低湿地又は山地の草地にいるんだけど、生息地は局所的とされている。十数カットを撮った所で、飛んでいってしまい。再び戻ってくることはなかった。
 さらに、歩いていくとベニシジミを見つけて接写していたら、青っぽいシジミチョウが飛んでいるのを発見した。ルリシジミかとも思ったんだけど、望遠レンズで覗いてみるとツバメシジミのオスのようだ。細いしっぽのある愛らしい蝶なんだよね。

 ツバメシジミのオス

 さらに草地を巡っていると、同じような青っぽいシジミチョウが飛んでいたんだけど、どうもツバメシジミとは違うと思って、追っかけてみた。やっととまったところで、接写してみるとヤマトシジミだった。今年初めて見たけど、この蝶も愛らしい。
 そうこうして、1時間半ばかり、蝶々を追いかけていたんだけど、日が陰ってきて、出会う数が少なくなってきたので、場所を移すことにして、車で「さぎ山記念公園」の方へと向かっていった。
 しかし、そちらでは曇ってきて、モンシロチョウしか出会えなかったので、早々に切り上げ、買い物に行ってしまった。

*今日出会った蝶 <6種>
・モンシロチョウ 数頭(撮影)
・ギンイチモンジセセリ 1頭(撮影)
・ベニシジミ 2頭(撮影)
・ツバメシジミ 数頭(撮影)
・ヤマトシジミ 1頭(撮影)
・キタテハ 1頭(撮影)

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