北千住の徘徊は当分続きます。
「千寿七福神」と書いてありました。大黒さん以外に、福禄寿とか恵比寿さんとか……、見かけませんでしたけど。
でも、つい入ってしまう町中の神社。
手を清めるところですね。
実はネタが隠されているんです。
獅子の口から水が出るようになっているのですが……、これは遠くから撮ったところ。
近づくと……、
あら不思議、細い水道管丸見えの獅子が、ゲロ、水を出すのですよ。
ありました。赤外線センサー(笑)
節水に心がける、貧乏な、地球に優しい大黒さんなのでした。
狛犬が見事なのですが、FB友だちの方が狛犬の写真を撮っているので、思わずパチリ。
なんとなくカメラをむけたくなる、角の古びたビル……。
不動やさんのようですが……。
この曇りガラスのドア、怪しくもあり、レトロですね。
角に植木がありますが、なんとブロックが五角形に組まれています。
歯医者さんの、看板もナイスです。見てるだけで奥歯が疼いてきました。
こういう、正統派の洋風建築を見つけました。
非常に、気持ちのいいものですよ。正統派は。
三階建てでした。
しかし、場所は北千住であることを忘れてはなりません。
3枚続けてご覧ください。
もう二階に行くための階段がないのですよ。
住居人はもはや退出して、売りに出されている物件だとはわかるのですが、
このロープの張り方が何ともなげやりな。
少し歩きます。とある駐車場のところに、こんな自販機が唐突に建っていました。
ポップコーン¥220、ちょっと高いなあ。
しかし、何の思惑があってこんなところにポップコーンの自販機が?
駐車場で車から降りて、「いやー、今日も疲れたな」といいながら、ポップコーンを買うのでしょうか?
この自販機、駐車場の脇の路地にありました。
誘われるように路地に入ってゆくと……、
10メートルも離れていないところに、避妊具の自販機が。
なんか、演歌的ですね。
わたしは、これはいけると思いました。
さらに路地の奥に入ってゆきました。
でも、こんなのがあっただけ。
御休憩の旅館を期待したのですけど……。
こんな、便所に、化粧室もないでしょう。
幅は、半間もないのです。
まあ、期待せずにぶらぶら歩き。
郵便受けが、頑固に封鎖されていました。
波形トタンもなかなかいい味を出しています。
北千住界隈で、「ソレイユ」もないでしょう(笑)
しかし、この家、よほど不当投棄があるようですね。
ここに捨てて下さいと、よそから来たわたしには見えてしまいます。
このドアらしき、木の板とおざなりに崩されたコンクリートブロック、へなへなの有刺鉄線、これぞ北千住の醍醐味でしょう。
「ソレイユ千寿」です。エアコンの室外機がまだ新しそう。
廃墟ではないのですね。
二階の屋根になびいているのは、梱包用のロープでしょうか?
ちなみに、「千住」を「千寿」と書くのは、当たり前のようでした。
この北千住界隈に、小学校があったのですが、「千寿小学校」と書いてありました。
この建物の、細長い部分は何なのでしょう。
やっぱりトイレのスペースなのでしょうか?
着物屋さんです。
元遊郭→着物屋、ちょっと安易な想像でしょうか?
遊女なら、そんなに金も持ってなかっただろうし。
着物屋さんといっても、着付けじゃありません。
「染織」と書いてあります。
オーダーで着物を作れば、高そう……。
遊女の手には届きませんな。
のれんのある、由緒ある着物屋さんでした。
案外、遊女がプライベートで買う一張羅の着物を作っていたのかも……、
想像は自由ですよ。
永井荷風みたいに、名もなき遊女を愛することになにやらあわれを感じますな。
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