
安いコーヒーやランチを楽しめるのは、日本の凋落を意味するのだろうか。クラウドソーシング大手「クラウドワークス」の成田修造副社長兼COOが5月5日、「海外行って痛感するのは、『本当に日本は貧乏』ということ」とツイートし話題になっている。
「久々のドトール。さすがに200円台はびっくり。海外行って痛感するのは、『本当に日本は貧乏』ということ。この質と価格は世界水準では全く合ってない。日本はもう、過去の東南アジア的になってますね」
コーヒーチェーン大手のドトールで提供されるようなサービスと味の水準から考えると、価格が安すぎるということだろう。
ニューヨークと比較すると「日本の物価が不当に安い」?このツイートは話題となり、「日本は貧乏です。マックだってあんなに安く買えるのは世界で日本だけです」と共感する声も出ていた。ほかには、
「ニューヨークへ行って米国の物価はとても高いと思いましたがやはり日本の物価が不当に安いのだと感じましたわ」
というツイートも。ニューヨークで一蘭や一風堂といった日本チェーンのラーメンを食べようと思ったら1杯15ドル以上は普通だ。日本人は低価格で質の高いサービスを受けられることを当たり前と思ってしまっている節があるが、先進国の中では異様なことのようだ。そういう意味では「東南アジア的」なのかもしれない。