木枯らしにゃん次郎が・・・来た

流れものnyaa 体の麻痺から完全復活 家猫修行を断念し今自由猫としてワイルドにかっぽ中

散歩アレコレと○○宣言

2012-04-06 12:27:12 | 骨折リハビリ期

骨折から四か月を迎え今後のことを考えた時

ふと気付いたのですが 

三年前

外に出たがるnyaaと散歩を始めたのも家に入れてから四か月後のことでした

 

オス猫として我慢の限界なのかもしれない四か月

ちょうど季節が変わる時期と重なる四か月の壁

 

 

もしこの四か月の壁を超えられたら

また新しい暮らし方が生まれるかもしれないと

散歩生活に希望の光を見出した今月初めでした

 

 

ほぼ前と同じように歩けるようになったものの

寝起きの一歩はびっこをひいたり

時々足を浮かせるような姿も見られていたのですが

毎日一時間以上歩き続ける散歩で

貧弱だった後ろ左足はだいぶ太くなってきました

 

散歩はリハビリの総仕上げにもなっていました

 

 

nyaaの散歩はまず家の敷地内で匂いを確認したり匂いを付けたりしてうろついて

ご近所を回り始めます

 

この辺りは車が通ることも人が歩くことも滅多にないのですが

なぜかnyaaが歩いていこうとすると

誰かがやってきます

 すると急いで家に戻ます

時間をおいてまたジワジワと出かけていくのですが

また何か音がすると

また戻り・・・と

 こんなことを何度も繰り返しており

誰かがみていたら

「さっきから何行ったり来たりしてるんだろう」って不思議がられていたと思います

 

そんなアヤシイ行動を繰り返した後

意を決したかのようにnyaaは小走りしてこの住宅地を脱出し

自然あふれるところへ進出していくのです

 

そこはママ的にはとても苦手な地域ですが

nyaaのためにはそういうところに行くのがベストだと思い

足元をあまり直視しないようにして歩いていました

 

できたらずっと散歩だけで済む生活ができたらと思いつつも

虫やらゲロゲーロ的なもの達が土の中から出てくるようになったら

絶対足を踏み入れられないところばかりなので

やっぱり近い将来nyaaは一人で散歩するようになってしまうか・・・と思い悩みながら

田んぼのあぜ道を歩きました

 

散歩が日課になるとnyaaは家の周りをあまりうろつかずに

すぐに外周に進出するようになりました

 

そして

想像以上に遠くまでnyaaは歩いていくことを知りました

 

犬の散歩のようにさっさと決ったコースをぐるっと一周して家に帰るというわけにはいかず

道なき道をどんどん歩き家から離れる一方なので

時間を見計らって抱っこして家に連れて帰ろうとすると

それはそれはひどい怒り様で

ナイロン製の手袋は穴が開きました

 

前にしゅうに散歩を頼んだ時も

 

二時間以上経っても帰ってこないので探しに出ると

よそでご飯をもらっているノラ猫たちと遭遇し

戦闘態勢で気が立っているnyaaをどーすることもできなくなって

道路で途方に暮れているしゅうをみつけました

 

この時も

かじられ蹴られながらも抱っこして家まで走って帰宅しました

(この件は前に間違って削除してしまって記事にならなかった話しの一つです)

 

不本意に連れてこられるnyaaは怒って足も拭かせてくれないありさまで

身の危険も感じたママは

なんとかリードでnyaaを制御し少しずつ家に近づくようにコースを選び

どーにかnyaa自らの足で二時間かけて帰宅した時は

素直に自分で家に入ってくれました

 

時間をたっぷりかければいいのかと思いつつも・・・

 

 散歩でとても困ることがあります

それは 

都会ではありえない

家の周りに囲いがないこと

 なのです

 

ネコはもちろんのこと

人でも容易によそのお宅の敷地に入れてしまい

解放感あふれる農家の小屋はネコにとっては格好の住処になり

この辺りにはネコが入り込みたくなる場所がたくさんあることを

散歩で教えられました

 

よそのお宅も何も関係ないネコは

どんどん勝手に入ろうとするので

リードで繋がれた私はとても辛いのです

 

まだ誰か人がいてくれれば「スミマセン」と謝って

少し歩かせてもらうこともできたかもしれませんが

農作業もまだ始まらないし

寒いし

誰も外にはいないので

屋敷内の畑やお庭を勝手に歩くことは人としては無理があり

ひとけもなく

なんの隔たりもない場所で

「そこから先は入れない!」と

行きたがるネコを制止している私は

バカげたことをしている人間のようにさえ思えてくるのです

 

 

nyaaの進行を妨げるものは

通行人

選挙カー

お祭りのお囃子

走り回る中学生(しゅうとその仲間たち) 

などです

 

ただ

大きな通りから中に入ったこの場所では

なかなか通行人はいません(大きな通りでも歩いている人はあまりいませんが・・・)

それでも時々やってくる通行人(ほぼ年寄り)に

nyaaはビビって逃げるのです

 

早く家に帰りたい時に誰かが歩いてきてくれたりすると

ラッキー

と思うのですが

 

ある日のこと

家まであと少しというところで

帰りたくないnyaaが動かなくなってしまい困っていると

遠くから自転車がこちらに来るのが見えました

「自転車くるよ!ほら 早くかえろー!」とnyaaに言うと

自転車に気付いたnyaaが歩きだしました

 

ふ~助かった~

思ったのもつかの間

nyaaが草を食べたりしてまた止まってしまいました

 

「ほらほら 自転車くるよ 早く早く」

とせかしても

全く関係なく

挙句の果ては道の真ん中でゴロゴロし始めました

 

すでに自転車はすぐそこまできており

さぞやnyaaはびっくりすることだろうと思ったのですが

ゴロゴロしているnyaaの横を自転車はスル~と通り過ぎ

nyaaも全く無反応で転がったままでした

 

え゛~~なんで~~?

いつも陰に隠れたり走りだしたりするのに・・・・

 

考えられることはただ一つ

 

自転車に乗っていた人が

年寄りではなく

 

女子高生だったこと

 

 

遠くからでも見分けがつくとは・・・

恐るべしnyaaの嗅覚?

 

 

普段歩くことのない場所を

嗅覚や聴覚に優れたものと歩くと

面白い発見があり

散歩も悪くないと思ってはいるのですが

 

私の思いとは別に

nyaaの思いもあり

 

ここまで長々と私の思いや散歩の詳細について綴ってきましたが

(読んでいただきありがとうございます)

突然ですが

ここで

重大発表があります

 

 

      

 

 

 

『平成21年、栄光の巨猫軍に入団以来、今日まで3年間、nyaa並びにママのために絶大なるご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。皆さまから頂戴いたしましたご支援、熱烈なる応援をいただきまして、今日まで私なりの散歩生活を続けて参りました。今ここに自らの体力の限界を知るにいたり、引退を決意いたしました。振り返りますれば、四か月と10日にわたる骨折治療リハビリ生活、いろいろなことがございました。その生活をひとつひとつ思い起こします時に、好調時は皆さまの激しい大きなコメントを、この背番号22をさらに闘志をかきたててくれ、また不調の時、皆様の温かいご声援の数々の一つに支えられまして、今日まで支えられてきました。不運にも、我が巨猫軍は家猫を目指し監督以下選手一丸となり、死力を尽くして最後の最後までベストを尽くし戦いましたが、力ここに及ばず、家猫の夢は破れ去りました。』

『私は今日引退をいたしますが、我が巨猫軍は永久に不滅です。』

『今後、微力ではありますが、巨猫軍の新しい歴史の発展のために、栄光ある巨猫が明日の勝利のために、今日まで皆さま方からいただいたご支援、ご声援を糧としまして、さらに前進して行く覚悟でございます。長い間、皆さん、本当にありがとうございました。』

 

 

      

 

 

 

というわけで

有名なご挨拶にのっけて

ママの散歩生活引退宣言となります

やはり

その日は突然やってくるのです

 

 

 

nyaaはどーしてるかというと・・・・

 

それはまた次回に