勉強も出来て音楽的才能もある、
そんな人は世間広しといえども彼くらいでしょう。
一方ではハーヴァード大学の法学部を首席で卒業し、
他方ではジャズという音楽の未来を託されている・・・。
しかも、その父親が、勉学とは最も縁遠そうな
フリー系のミュージシャン、
故デューイ・レッドマンときたもんだ。
オヤジにも似たそのスケールの大きなプレイは、
すでに大物の風格。
感覚も新しい。
まだまだ荒さはあるが、
それ以上の可能性を感じさせます。
心に沁み込むような情感と最高のノリは
コルトレーンを超えるかも。