今日から2月。私の1月は、あっという間に過ぎました。
それでも、一日一日 最善を尽くし、一つ一つ問題を片付け、一歩一歩 前へ進んで、どうにか ここまでこぎつけた、という感じです。ありがたいことです。
あわただしい日々の中にも、発見がありました。この日この瞬間にも、自分と同じように、いやそれ以上に、迷いや苦しみの中にいる人々が多いに違いありません。ウクライナで戦火にさらされた人々に比べれば、今の私の状況などは小さなことなのかもしれません。
そんな中で、励まされる言葉に出会うことができました。
1 「立ち止まりさえしなければ、ゴールは近づく」(パラ アスリートの檀野 俊さん)
一日一日 一つ一つ 一歩一歩の精神と同じです。今の私には、大いに励まされる言葉です。
2 (現代版 観音経の教え)
人間 たれか病 無からんや
人間 たれか迷い 無からんや
人間 たれか苦しみ 無からんや
人 皆それぞれに苦しみはある
苦しい時は私の名を唱えなさい
南無観世音菩薩 南無観世音菩薩と。
自分だけが、と思ってしまいがちですが、人は誰しも苦しみを持っているのですね。外からは見えないだけなのでしょうね。
心に響く励ましの言葉です。
古来、日本人が、観音霊場巡りの旅に出たのは、観音様のこうした優しい慈悲にすがり、みずからを励ますためだったのではないかと 思います。
合掌
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(写真上)© 合掌 南無観世音菩薩
(写真上)© 「百八十八箇所供養塔」。四国(88)西国(33)坂東(33)秩父(34)、合わせて188箇所の巡礼を達成した記念碑(この場合の「供養」とは達成記念という意味だそうです)。脇には、「湯殿山 月山 羽黒山」「淺間山 立山 会津」の文字も刻まれています。先人たちは、何より信仰を心の拠り所にしたのでしょうね。(奥武蔵に残る石碑です)
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