奥武蔵の風

18 敬老の日の雑感

 今日は敬老の日。2003年から9月の第3月曜日に移行しましたが、それ以前は9月15日に決まっていて、私などはいまだに「敬老の日」と聞くと9月15日が思い浮かんでしまいます。

 そんな古い感覚を引きずっている私ですから、自分自身が老人の世代に入っているのかもしれませんが、自覚はありません。自覚がないこと自体が、すでに老化の証拠かもしれませんね。

 いや、自覚がないのは精神面だけで、残念ながら身体面は相当ガタが来たことを認めざるを得ません。バランスを崩して転んだり、腰痛で動作がフリーズすることも、一度や二度ではないのです。

 この間までヨチヨチ歩いては尻もちをついていた孫の足取りがしっかりしてきたのとは対照的に、こちらの歩きが段々とヨタヨタしつつあるようです。そのうち、孫のオムツをこちらがもらい受けることになるかもしれません。

 孫のヨチヨチだって、本人は懸命(けんめい)に歩いているわけですが、でも、かわいくてつい笑ってしまいます。いけませんね。年寄りのヨタヨタは、懸命でもかわいくはありませんから、笑うのは控えましょう。むしろ、すすんで手を貸すようにしたいものです。

 ま、人間だれしも、幼く生まれて最後は年老いていくのですから、次のスローガンを心に刻もうではありませんか。

「子ども𠮟るな、来た道じゃ。年寄り笑うな、行く道じゃ。」(作者不詳)

 自分だってそうしてきたに違いないのですから、子どもを不必要に叱ってはいけません。自分だって必ずそうなるのですから、年寄りを笑ってはいけません。自分だけが特別だなんて、けっして思ってはいけませんよ。

 

 敬老の日にふさわしい、おじいちゃんと孫娘の優しい会話を描いた童話、お勧めです。おじいちゃんの古い上着のポケットには何が入っているのでしょうか?

 月野一匠「おじいちゃんのポッケ」 (外部リンク。無料公開されたページへつながります。)

https://goldenmoonrabbit.ninja-web.net/OjiichannoPocket.html

 

 

(写真上)© 栗 はじける!

(写真上)© 実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな

(写真上)© ハグロトンボ(1)

(写真上)© ハグロトンボ(2)

(写真上)© 廃屋

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