おやじの空言

娘一人、息子一人のおやじ、そんな私の空言です。

時代の流れ?

2006-02-10 09:17:16 | Weblog
小生の住む村内に、小生が小学校に上がる頃建てられた農協倉庫がありました。小生と近所の悪餓鬼どもが、ちょっとしたいたずらで、火事にしてしまったのですが、まだ小学生ということで勘弁して頂きました。そんな思い出深い農協倉庫です。これが、つい2,3日前に取り壊されたのです。少し寂しい気分です。取り壊された訳はと申しますと、そもそもこの倉庫は米の供出のために建てられたのです。農協が運営していたのですが、その供出の役目を終えたということでしょう。しかしながら、現実にはまだまだ地元に米穀農家はたくさんいますし、現に供出の時には500表近くの米俵(今では袋ですが)集まるのです。詰まる所農協の都合が大きいのではないかと思えてくるのです。それはそうと現実として倉庫は壊されなくなってしまいましたのですから、米を供出したい場合、わざわざ遠く離れたライスセンターなるところへ、トラックへ積んで持ち込まなければならないのです。トラックを持っていなかったり、トラックに積みきれず何回もに分けて運ばなければならない人などは、供出を諦めてしまうでしょう。そんな時は農協によれば「農協のほうで回収に回ります!」との事、一見大変ありがたいように思われますが、「ただ」ではないのです。30kgの袋、一袋につき105円ほど手数料が掛かります。「いい加減にしろ」農協の都合で倉庫を壊し、農協で農協への全量出荷を呼びかけておいて、農協への出荷のために取りに来てもらうのに手数料を取る、何たる事!それでなくても米の値段は安いのに!農協は誰のために在るのか農協職員の為に在るのではない!百姓のためにあるのではないか?もともと百姓が百姓の為に作った組織でしょあ~少しはスッキリした