小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

ヒッチコックの映画『ロープ』(Rope 1948年 米) / NHKBSPシネマ

2021年02月11日 | 映画
殺人を犯したフィリップとブラントンにカデル教授(ジェームズ・ステュアート 1908年5月20日生まれ - 1997年7月2日 中央)  

ストーリー
摩天楼を見渡せるアパートの一室。優秀な学歴のフィリップとブラントンが殺人を犯したのは、まさにその場所だった。動機はなく、自分たちがずば抜けて人より秀れていることを試す、ニーチェの理論を実践したに過ぎなかった。2人はもっとスリルを味わうために被害者の父、恋人、被害者の恋仇だったケネス、伯母、青年たちの先生だった大学教授を招いてパーティを催す。死体入りのチェストの上にごちそうを並べて皆に食べさせたり、殺人に使ったロープで本を縛って父親に贈ったりして、優越感を味わっていた。それでも(殺された)デイヴィッドがなかなか現れないので、みんな心配し始める。冷静なブラントンとは対照的に、フィリップは罪の恐ろしさに次第に冷静さを失っていく。教授がかつて世の中には法律など超越した超人がいてもいいと話し、パーティでも繰り返す。2人の異常さに徐々に気づいた教授は、帰りに偶然被害者(デイヴィッド)の帽子を見つける。帰るが、煙草入れを忘れたと電話して、再び部屋を訪れる。フィリップはすっかりとり乱していた。教授はブランドンのポケットの拳銃をとりあげようとする。そして、推理が始まり、チェストを開ける。~Wikipedia
  
 ニュースは面白くない話題ばかり。録っていたヒッチコック(1899年8月13日 - 1980年4月29日)作品を観たら惹きつけられたね!映画が始まったらいきなり写真の若者二人が、友人(デイヴィッド)を殺すシーン。一体全体後はどうなるのかと思っていたがとても気を持たせつづける。警察や探偵も登場してこなくて終わってしまった(笑)。昔、日本のテレビヒッチコック劇場の類をいくつかやっていたが、流石サスペンス映画の神様の作品だと今日も思った。

 アルフレッド・ヒッチコック監督はこの映画の全編をワンシーンで繋げたうえ、映画の本編と実際の時間が同時に進むという実験的な試みをしている。当時の撮影用のフィルムは10 - 15分が限界なので、実際には背中や蓋を大写しにするワンカットを入れることで全体がつながっているように演出している。また、本作品はヒッチコック初のカラー作品である。のだとか。

 Rope - Opening Scene

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4 コメント

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Unknown (ree)
2021-02-12 04:12:07
この映画は見た事ないですが、面白そうです!!

こう言う犯罪は高学歴、高知能の人が多いと統計があるんですよね。

馬を飼う、の話ですが、義父がまだ元気だった事、そんな話が出たんですよ。
馬ではなくポニーでしたが。
絶対お世話出来ないから無理、って結果になったんです。
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Kさん、こんにちわ (たか)
2021-02-12 14:36:46
私もヒッチコック作品は良く観ましたよ。
残念ながら「ロープ」は記憶に無いのですが
「サイコ」 や 「鳥」 「北北西に進路をとれ」 は良く覚えております。
何にも増してカメラワークと音響がストーリーを盛り立ててましたね。自然に肩に力が入ったものでした。
ヒッチコックと言えばテレビで「ヒッチコック劇場」と言うのも有りましたっけ。

この頃の映画は面白かったですよね
そうそう、恐怖映画と言うと「激突」や「コレクター」も忘れられない映画です。
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reeさんへ (小父さんK)
2021-02-12 18:21:33
>この映画は見た事ないですが、面白そうです!!

あっ、そうですか!
なにしろヒッチコックの映画は一ひねりも二ひねりも入っているようですね。

>こう言う犯罪は高学歴、高知能の人が多いと統計があるんですよね。

特に日本のミステリーを観ないのでそんな現象は知らなかったです。

>義父がまだ元気だった事、そんな話が出たんですよ。

案外reeさんやニコちゃんが夢中になって世話をしたかも!(笑)
返信する
たかさんへ (小父さんK)
2021-02-12 18:41:48
こんばんわ

>私もヒッチコック作品は良く観ましたよ。

通なんですね!

>「サイコ」 や 「鳥」 「北北西に進路をとれ」 は良く覚えております。

あれっ、「北北西に進路をとれ」もヒッチコックだったんですか(汗)
「サイコ」の印象は強いですね。
沼に車?を沈めましたかね?
以前、私のウォーキングコースのため池のことをブログに書いていたら、訪問者がサイコのため池みたいなことをコメントしたので、「定期的に池の水も抜いて近隣住民も加わって掃除しています」と返信したものです(笑)

>何にも増してカメラワークと音響がストーリーを盛り立ててましたね。

なるほど、上の動画のOpening Sceneも1948年のニューヨークの何気ないビル街からはじまっていますね。
見落としていますが、そこにヒッチコックが新聞を持って通りを歩いているカメオ出演もあったんだそうです(笑)

「ヒッチコック劇場」は観ていたと思いますが覚えていませ。
テレビの30分とか1時間だと簡単にまとめていたのかな?と想像しました。

>恐怖映画と言うと「激突」や「コレクター」も忘れられない映画です。

監督がスティーブン・スピルバーグとウィリアム・ワイラーですか。
残念ながらどちらも観ていません。
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