小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画 『シンシナティ・キッド』 (The Cincinnati Kid 1965年 米)

2015年01月22日 | 映画
 この靴磨きの少年とコイン投げの賭けを3回ほどやるのが楽しい。   



  


【クレジット】

監督: ノーマン・ジュイソン 、主題歌: レイ・チャールズ

出演: スティーヴ・マックィーン (シンシナティ・キッド )、 アン=マーグレット (メルバ )、 カール・マルデン (シューター )、 エドワード・G・ロビンソン (ランシー・ハワード )、 チューズデイ・ウェルド (クリスチャン)、 ジョーン・ブロンデル (レディ・フィンガーズ )、 ジェフ・コーリイ 、 リップ・トーン 、 ジャック・ウェストン 、 キャブ・キャロウェイ


【解説】
マックィーンが演技派としての地位を築くきっかけにもなった、若きポーカー賭博師の挑戦と挫折を描いた骨太のシリアス・ドラマ。そして後に「夜の大捜査線」を製作するN・ジュイソン監督の出世作でもある。ニューオリンズに住むスタッド・ポーカーの名手シンシナティ・キッド(マックィーン)は、名実共にその世界で三十年も君臨する大物“ザ・マン”ことランシー・ハワード(ロビンソン)がニューオリンズにやって来た事を知る。そして、“我こそがNo.1”と豪語するふたりは周囲の人間たちの思惑の中で名誉を賭けての一大勝負を開始するのだった……。簡単に言ってしまえばストーリーはこんな所なのだが後半から延々と続く勝負シーンの息詰まる対決がぐいぐいと画面に引き込んでくれ、結末が判っているにも関わらず、2度3度と見直しても毎回ドキドキできる展開はまさに圧巻! 往年のギャング・スター、「キー・ラーゴ」のE・G・ロビンソンの貫禄ある名演技もさることながら、マックィーンも彼に負けないぐらいの好演で、アクション以外でも通用する事を証明した作品である。レイ・チャールズの歌う主題歌も渋い!
<allcinema>  




 "The Cincinnati Kid" (ending)    




  


 昨日の昼放送していた『シンシナティ・キッド』 、どんな物語か知らないが録っておいた。拳銃もの?オートバイ?なんて思っていたら若きポーカー賭博師と来た!当たり前だろうが、映画のシーンが素晴らしい絵のような構図ばかり。昔の映画はテンポがゆっくりで小父さんには実にいい。

 いやー、スティーヴ・マックィーンのクールなこと。これ日本の男優さんが真似してもこれだけの雰囲気は出せないだろう。ポーカーの最後の勝負は見入ってしまったね。ただ ジェームズ・ステュアート とキム・ノヴァクの『めまい』 (Vertigo)だったか、ここ一番でアニメーションが使われていたと思うが、この映画にもクライマックによく似た画像が出てきた。この時代のハリウッド映画の流行りなのかな?クラシック名画は最高のひとときだ。マックィーンって50歳で亡くなっていたのか!
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水説:花が売れないのは=中村... | トップ | 「生活費が高い国」トップ20... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ree)
2015-01-23 04:59:31
これ、見た事ありますよ。
クラシック映画ばかり借りてた時期があったんですが、最初見ただけで飽きてしまって全部観てません(笑)。

クラシック映画を今観ると面白いですよね。
特にコメディが面白いです。
返信する
Unknown (shinkai)
2015-01-23 14:28:13
こんにちは! やぁ~、懐かしいマックィーン、素敵でしたよねぇ!!
残念ながらこの映画は見ていないのですが、どこかで探してこないといけませんね。
お話は知っています。 付けて下さったヴィデオから最後の場面を見ましたが、靴磨きの少年とのコイン投げの勝負が運占いになるのですね。

マックーンの映画は他にもあれこれ見ていますが、内が強くてべたべたしない乾いた雰囲気とか、それに彼の歩き方がとてもリズムがあって素敵なのです。

そうでしたか、50歳でね。 勿体ない若い死でしたね。
返信する
reeさんへ (小父さん)
2015-01-23 23:39:04
あっご存知でしたか!
私はタイトルだけはいつのまにかに頭が覚えていました(笑)

>クラシック映画ばかり借りてた時期があったんですが、最初見ただけで飽きてしまって全部観てません(笑)。

はっはっは、たぶんreeさんにはテンポが合わないのじゃーないでしょうか。
クラシック映画を見ていると台詞の間合いとか心理描写とか舞台のお芝居に近いのじゃーないかなんて感じることがあります。

私はあれがいいんです。
現代ものは2つ、3つのストーリーが平行しながら、場面もどんどん変わるは誰が誰だかいっこうに呑み込めないみたいなところがあります。

>特にコメディが面白いです。

へーっどんなものでしょう。
私はコメディと言ったらチャップリンしか思いつきません(笑)
返信する
shinkaiさんへ (小父さん)
2015-01-24 00:02:42
こんばんは

これは私が18歳の時に世に出て映画ですね。
友達が夢中になっていたり、映画雑誌を賑わせたころはその魅力は知りませんでしたが、
時々放送されるマックィーンを観ると「決まってるね千葉ちゃん」どころか本当にかっこいいですね。
ハリウッドのスターっていろんなものを兼ね備えているんでしょうね。

「シンシナティーキッド」という題名はよく聞いていたんですよ。
検索したらwikiにも未編集になっていました。
でもシーンのいくつかのカットもどこかで見たことあるんでしょうね。

>靴磨きの少年とのコイン投げの勝負が運占いになるのですね

なるほど、そういうことなんですね。
ガールフレンドが田舎に帰ったので、尋ねた田舎の家の両親が二人ともぶすーとしていたんですが、
マックィーンのトランプ技で途端に二人とも大喜びするんです。

『ブリッド』(BULLITT 1968年)にしてもかっこいいです。
そもそもテレビ放映されていた『拳銃無宿』(Wanted dead or alive)なんてのは汚らしいけど強いな~くらしか思っていませんでしたけど(笑)

石原裕次郎も美空ひばりも52歳で亡くなっていますね。
ジェームズ・ディーンは24歳みたいですけど!
返信する

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事