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余録  / 「ささいなことで一々腹を立てていたら… / 毎日新聞

2024年11月12日 | ニュース
首相指名選挙での決選投票で再び首相に選出され、周囲の議員と握手を交わす石破茂首相(中央)=国会内で2024年11月11日午後4時11分、手塚耕一郎撮影


毎日新聞 2024/11/12 東京朝刊

 「ささいなことで一々腹を立てていたら、首相は3日と持たない」。メルケル前独首相の言葉である。連立相手を変えながら16年の長期政権を維持した秘訣(ひけつ)は忍耐力だったのかもしれない

 ▲メルケル氏のキリスト教民主同盟を野党に追いやったショルツ首相は頭に血がのぼったようだ。予算編成をめぐる対立で財務相の解任に踏み切り、連立が崩壊した。「小物で信用できない」と怒りを隠さなかった


ハンガリーのブダペストで開催された非公式のEU首脳会議で記者会見するドイツのショルツ首相=8日、ロイター

 ▲ショルツ氏の社会民主党はシンボルカラーが「赤」。財務相が所属する自由民主党は「黄」「緑」の党を合わせた「信号連立」から黄が離脱し、少数与党になる。支持率も低迷し、次期連邦議会選で「黒」のキリスト教民主同盟の政権復帰も予想される

 ▲時を同じくして石破茂首相が決選投票の末に再選され、30年ぶりの少数与党政権が発足した。30年前の羽田孜(つとむ)内閣は戦後2番目の64日の短命政権に終わった。政権基盤の弱さはショルツ氏と似たり寄ったりだろう

 ▲メルケル氏は黒・赤の大連立を成立させ、国旗の色から名付けられた黒・緑・黄のジャマイカ連立も模索した。自公以外に長続きした例がない我が国では人事や政策合意で組み合わせを広げる連立文化が育っていない

 ▲トランプ前米大統領復活の衝撃は共通する。ショルツ氏はトランプ氏との関係修復を訴える野党側の挑戦を受ける。石破首相はトランプ氏との会談を模索するが、共和党は上下院も制する「トリプルレッド」を視野に入れる。少数与党が渡り合うのは容易ではない。



さてさてトリプルレッド(三冠王?)を獲った戦艦・トランプ共和党丸は、G7が束になってもかかっても簡単には首を縦には振ってくれそうにないぞ!

 片や、自衛艦・石破自民党丸は、小舟の玉木国民民主丸に接近されての大揺れ!これが2024年の思い出となるのかな~?
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2 コメント

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Unknown (ごーさん)
2024-11-14 18:00:12
我ら日本の首領石破首相
言ったこととやっていることが全く違う人なので先が思いやられます。
https://youtube.com/shorts/Nf1qodADv-M?si=bH4aLknMRLcXApeA

https://youtube.com/shorts/rPMswseHAYQ?si=mbT2vBrjwNffu_bx
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Unknown (小父さん)
2024-11-14 20:26:57
>ごーさん さんへ
>我ら日本の首領石破首相... への返信

下は「USスチール買収に自信、日鉄副会長「間違いなく年末までにクローズ」 / Reuters」の記事につけられたYou Tubeですね。

上は何と2011年9月2日 - 2012年12月26日の野田政権時代への石破氏の発言のようですね。

歴代総理大臣は皆、平気で「それはこのような意味で言った」と答弁して終わりで、それは大新聞なりNHK、TBS、日本テレビ、朝日放送でも全く報道の対象にならないのではないでしょうか!

全くの揚げ足取りの切り抜き動画だと私は考えます。

私も石破総理が今から先の日本の舵とり役としては頼りなさそうな印象は持っています。

青山繁晴自由民主党所属の参議院議員は、会議の席上でテレビカメラにに向かって次期参議院選挙前に石破総裁は辞任すべきだと述べていますね。
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