よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

明日より「タナカシゲオの器」展、5/15日まで

2022-04-21 | タナカシゲオさんの器
いよいよ明日から、タナカシゲオさんの展示が始まります。
いつもの渋めの器に加えて、直前まで作ってくださった(ありがとうございます!)白釉の器も並びます。
明日の夕方には、タナカさんが在廊されますので、器についてのお話しなど、いろいろ伺えると思います。
ぜひともお運びください!

タナカシゲオの器展
2022/4/22金-5/15日
金・土・日・月 と、5/3火曜日の11時-17時
よろず 淡日のギャラリー
522-0047滋賀県彦根市日夏町1979
0749-49-3890

今この時、どう在るか。
タナカさんの器には、辿り着いた奥明日香の場と向き合う姿が
うつされている。風土から頂いたものを味わう暮らしぶり、
生きようが、正直に器として形成されてくる。
地球も人も、器というもの。太古から、そして今もある
生死(しょうじ)の往き交い。日々の過ごし方、物事の感じ方、
その在りようを見る、ということなどを、考えあえればと思う。


●五箇荘のgenzaiでも、タナカシゲオ個展を開催中●
4/22金-5/8日 11時―18時
(休:4/26火-28木,5/2月,6金)東近江市五箇荘川並町732-1 0748-26-5110


展示空間思案中の古道具担当。明日はシュッとしてお出迎えいたします。
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来週からタナカさんの展示が始まります

2022-04-14 | タナカシゲオさんの器
タナカさんの展示が近づいてきました。
楽しくも、緊張しつつ、という心持ちで準備に向かっています。
しかも今回は、五箇荘のgenzaiさんとの同時開催。
それぞれに選ぶ視点が異なるので、タナカさんの器の多様な魅力をご紹介できると思います。

タナカシゲオの器展
会期:2022/4/22金-5/15日のうち、営業日は、金・土・日・月と、5/3火曜日 の11時-17時
よろず 淡日のギャラリー
滋賀県彦根市日夏町1979 電話:0749-49-3890

五箇荘のgenzaiでも、タナカシゲオ個展「こころとかたち」を同時開催
4/22金-5/8日 11時―18時 (休み:4/26火ー28木、5/2月、6金)
genzai 滋賀県東近江市五箇荘川並町732-1  電話:0748-26-5110

*会期の最終日とお休みなどは、それぞれ若干異なります。



土器 扁壷 タナカシゲオ

この春より、チルチンびと広場で、店番視点のコラムを書かせていただきました。
古道具担当の独特な解釈に、度々、どうなのか?と思うこともあり、
そのような素朴な疑問など、を綴っています。

「店番雑記 古道具とその周辺」
https://www.chilchinbito-hiroba.jp/ColumnList.php

広場のコラムは、全国各地のいろんな仕事の方が書かれていて、美しい写真が沢山あります。
ぜひ、気になるページを次々と繰ってみてください。

今週も通常通りの営業です。
営業しながら展示準備をしつつ、駄菓子や玩具も充実のラインナップ、の予定。
滋賀の特産、政所茶と朝宮茶もあります。
よろしくお願いします。

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9月のお知らせ、タナカさんの器と共に

2021-09-04 | タナカシゲオさんの器
秋雨の止み間の彦根、とても涼しくなりました。

9月は下記に出店予定です。←出店見合わせます。店舗で通常営業です。

9/10(金) 平安蚤の市 京都・岡崎公園 9時ー16時
*出店の場合は、店舗はお休みです

臨時休業 9/25(土) 都合によりお休みをいただきます。

タナカシゲオさんの井戸盃。一周します。




釉が自由で、面白いです。

覗いてみました。こちらも見応えがあります。


ホトトギス、今年も元気に咲きました。植物は実に逞しい。

蔓モノには手を焼きますが、花をつけているとかわいいです。でもこの花はすぐに落ちてしまいます。
その時、その時に、今をとらえるよう、ありたいです。

変わらず静かに、通常通りの営業です。
ご無理ない範囲で、どうぞよろしくお願いいたします。
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8月のお知らせなど

2021-07-31 | タナカシゲオさんの器
暑中お見舞い申し上げます

彦根では梅雨明け以降、ほとんど雨がなく、
市内の犬上川は、場所によっては干上がって、水たまりが所々にかろうじてある程度。
川から悲鳴が聞こえてきそうです。

当然、畑も鉢植えもカラカラ。
毎日8リットル入りのじょうろであちこち水やりしているので、
腕の筋肉だけがしっかりつきました。

さて、8月の出店予定は…

8/10火 平安蚤の市 京都・岡崎公園 9時-16時

先月は雨の予報で中止、京都の上賀茂神社では落雷があったそうです。
今月は無事開催されますように…。

眼に涼やかな、タナカさんの器です。

イラボ ジョッキ 径9×高11cm
今までの田中さんのイラボより、やや緑がかった色合いです。
350ml入るそうなので、くいっと行きたいですね。



イラボ 蓋付小匣 8.5×8.8×高4.5cm
何を入れましょうか…



オンギ リム小皿 外径16×内径(窪)7.5×高2.5cm
ヒビがありますが、タナカさんの直しが入っています。
姿がきれいです。

最近、どくだみほうじ茶を作っています。

毎年ものすごく群生するどくだみ、花は生けたりするものの、困ってました。
先日、どくだみでお茶と化粧水を作るからと、大阪からお客さんが採りに来てくれました。
飲んだことはなかったので、この機会に、と思い、
近所の方から教えてもらった、ほうじ茶ブレンドを試してみました(ストレートはきびしそうなので)。
茶楽園さんのほうじ茶と併せて。
結構いけます。
朝、熱いこのお茶を飲むと、この夏、何とか乗り切れそうな気がします。

8月もどうぞよろしくお願いいたします。
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筒もの、について

2021-04-24 | タナカシゲオさんの器
タナカシゲオさんの朝鮮陶磁に対する研鑽が表れた、オンギ釉のおおらかな立壷です。



こちらは渋い景色の側。
火の力によって、土にも釉にも器体にも作用が見て取れます。
釉は少し荒れていて、下の方は灰や火がかかっています。



こちらに返すと、釉の艶が。
高さ26.5cm 口径 外寸14.5cm 内寸10.5cm
上部から、7本ほどのニュウがあります。

タナカさんが、朝鮮陶磁の底流に流れているオンギを大切に思っておられること、
薪による火の力、そして明日香の地で作陶していることの重なりが、この立壷の見どころと思います。
ニュウがあっても、捨てずにそれを置いておられ、
器に力があるということを指標にしている田中さんの感覚が伺われます。

同時に、筒である、という形に惹かれました。
縄文、円筒埴輪、経筒、茶盌、旅枕、土管、サヤ…
日本人が筒に見てきた古来からの流れと見立てとが、そこにあるように思います。

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