よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

「よろずの光-面白い」初日のパフォーマンス

2016-08-31 | イベント

山下さんのパフォーマンスは、店の前で始まりました。

石に墨を塗って、モノタイプです。

素早く、でも丁寧に、淡々と、人数分作り続けます。

墨を塗られた石がきれいです。

続いて、堀尾さん。急に向こうに走っていったかと思うと、木箱の漆椀を!川に!流し始めました。

椀と蓋をどんどん流して、向こうの橋でそれを受けます。計88個。

堀尾さんの動きの速さとはうらはらに、椀たちはゆったりぷかぷか流れていきます。。。

あぁ、終には木箱までも。

山下さんがキャッチ!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2人展、始まりました!

2016-08-29 | イベント

到着早々に、納屋のものを確認するお二人。既に搬入の始まりです。

白チョークで、どんどん型取りしてゆきます。

作品を、外壁にタッカーでバンバンはりつけてゆきます。

東側の落書きコーナーにも。

もちろん、というかやっぱり櫓にも行きます。

建物が作品で覆われてゆきます、というより混然一体というべきか。

ギャラリーには、堀尾さんの一分打法と山下さんのモノタイプが並んでおります。
この後、店の前でパフォーマンスが行われました。徐々にアップしてゆきますのでしばしお待ちくださいませ。
本日の午後より彦根は雨、でも最終日まで作品はそのまま展示します。どうか風で作品が飛んでゆきませんように…

美術を超えて日常へ 「よろずの光」-面白い
堀尾貞治・山下克彦 あたりまえ過ぎた2人展

2016年8月28日(日)-9月11日(日)
金・土・日・月の11時-18時
(最終日は17時まで、火・水・木は休み)

・9/11(日) 15時~ クロージング・ パフォーマンス+まとめ

「堀尾さんが木で何かやらはる言うてはります」とのことです。お楽しみに!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『よろずの光-面白い』展、明日から始まります!

2016-08-27 | イベント


いよいよ明日から、堀尾貞治さんと山下克彦さんの2人展です。緊張しつつも黙々と準備中です。
本日の彦根は風もあり過ごしやすく、このところの猛暑は一段落しています。
明日は昼頃から時々雨の予報となっておりますが、なんとか今日のような天気であってほしいものです。。。

ちょっとお知らせを・・・
当店は県道沿いではありますが、周辺は住宅地でして、車でしたら大丈夫なんですが、すぐ歩いて行ける距離には
コンビニ、飲食店はあまりありませんので、その旨ご了承ください。
(近所のおいしいコーヒー屋さんは、明日はお休みです、残念!)
ラムネ、缶ジュースなどの簡単な飲物は、販売しております。
搬入前の送迎は、ご容赦ください。
また、座談会は和室を予定しています。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

美術を超えて日常へ 「よろずの光」-面白い
堀尾貞治・山下克彦 あたりまえ過ぎた2人展

2016年8月28日(日)-9月11日(日)
金・土・日・月の11時-18時
(最終日は17時まで、火・水・木は休み)

・8/28(日) 12時~ 搬入+パフォーマンス
        14時~15時半 座談会 堀尾さんと山下さんと、進行は淡日・疋田です。

・9/11(日) 15時~ クロージング・ パフォーマンス+まとめ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『よろずの光-面白い』展に向けて 日夏でやるということの勝手なまとめ

2016-08-25 | イベント






淡日のある日夏について、私見ながら記してみました。
ご興味ありましたら、ご一読くださいますよう…(いつもながら長くてすんません)
・・・・・
日夏について、思い知る限りで大きくまとめてみますと、
この地もまさしく懸命に生き抜き、命や心、それらのこもった万(よろず)を育み、伝えようとした、
またし続けてきた場であったと思います。

山、岩、川、沼、湖とが、暮らしと近くあり、縄文時代の遺物や遺跡があります。
道を作り、水を治め、集落が出来、農、漁、商、工、寺社、学舎、自治、戦、一揆、焼き討ち、和平、祈りなどが
重なりを深めた場として、今日に至っています。

各々について

山:青龍山(磐座、霊泉)、伊吹山、霊仙、湖東三山、金亀山(現在の彦根城のあるところ)、
  金亀観音(=水)、荒神山(日夏村の山、日の神)

川:犬上川(大蛇が淵、水神)、犬上氏みたすき(遣唐使)、鮎
  宇曽川(アイヌ語で岬、運送の意)、漁港、依知秦氏、秦荘、水利、農耕、麻織の技術、近江商人が北海道まで往復

湧水:ほとんどの家に井戸、ほぼ自噴、鯉、水車(米つき)

沼、湖:漁労

縄文遺物:丸木舟20艘以上、琴(松原内湖)、木柱列、最古の土偶、土面

道:巡礼街道(金亀観音へ)→朝鮮通信使街道(日朝和平、江戸へ)、
  日夏街道(日夏の村長・大橋利 左エ門が巡礼街道/朝鮮人街道と中仙道をつなごうと尽力)

 日夏村は、江戸時代以前は荒神山のふもとにあった。
荒神山は古代から火/日の神様として信仰の対象となっていた。
弥生土器や古墳やヘビ岩もあり、行基が三宝荒神を勧進して、奥山寺としたとある。湖東全域を中心に多くが参拝した。

 豊かな自然と古代からの信仰の重なり、渡来の技などをもとに、農、水運、工(麻、蚊帳、畳、木地、仏壇など)、商が育つ。
寺を中心に村民が学び、力をつけたがゆえに、折々の権力者から抑えられることとなる。
織田の焼き討ち、井伊からの分割移村など。

 しかし、維新の時も、時代に先駆けて学校を作り、村会議事堂(村役場)・産業会館の設計を、アメリカ人建築家・ヴォーリズに依頼する。
民権運動、北米への移民、山道の整備活用などの動きがあり、織物工場や商店街が発展するなどの活気があった。

 このような村の歴史の中に、大橋利左エ門のような、村づくりへの献身的な行いがあった。

 日夏村からは多くの移民があり、北米とのつながりが強かったことから、
戦前には村会議員の選挙違反容疑による逮捕劇があったが、戦後には日米講和条約の碑が建てられた。

その他のキーワードとして…

●唐崎神社の春祭りの大太鼓渡御
●大橋利左エ門の行い:洪水対策、荒れた荒神山を豊かな山に戻す、道を造るなど、一人で動き始める、民権活動
●日夏里館(ヴォーリズ館)をめぐる行い:個人が村史を思い、買取り修復、住民活動の場へ
●日夏里エコークラブ:「懐かしいわが町、ふるさと五感体験」アンケートに基づくふるさと絵図作成を始める~県立大がそれを受けて協力
●滋賀県立大:周辺の村での地域おこし、古民家宅老所&バー、多様性、人間文化と科学を目指す
●茗荷村、田村一二:福祉施設の造形活動から村づくりへ
●妙好人伝、江州治郎エ門(堀尾さんのカタログに山本さんのテキストあり)  など
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

27日(土)の営業時間につきまして

2016-08-25 | お知らせ


8月27日(土)は、28日からの展示準備のため、17時までの営業とさせていただきます。
また、今週末の茶店はお休みとさせていただきます。
誠に勝手なことであいすみません、どうぞよろしくお願いいたします。

写真は2007年の『器』展、大阪・R.Pギャラリー。
この時も、搬入から1日中、そして展示の期間中、状況はどんどん変わっていったのでした。

美術を超えて日常へ 「よろずの光」-面白い
堀尾貞治・山下克彦 あたりまえ過ぎた2人展

2016年8月28日(日)-9月11日(日)
金・土・日・月の11時-18時
(最終日は17時まで、火・水・木は休み)

・8/28(日) 12時~ 搬入+パフォーマンス
        14時~15時半 座談会 堀尾さんと山下さんと、進行は淡日・疋田です。

・9/11(日) 15時~ クロージング・ パフォーマンス+まとめ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする