よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

「妙好人伝」展本日までです、明日は満月マルシェに出店します

2018-05-28 | ギャラリー


堀尾貞治・周治央城の木版画「妙好人伝」展、本日最終日です。
この版画は信仰の姿がモチーフですが、そこを超えていろんなことにつながっていくなーと感じております。
限りある空間での展示ではありますが、どうぞよろしくお願いします。

明日は満月マルシェに出店します。
お天気持ちますように・・・

満月マルシェ(+BOOK FULLMOON)
日時:5/29(火) 11:00-17:00
場所:マイアミ浜オートキャンプ場 野洲市吉川3326-1

駐車場など、詳しくは下記をご覧ください。
🌑満月マルシェのHPです→ http://mangetsu-maruche.jp/


やまあじさい。今年も咲いてくれました。
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5/27(日)は16時で閉店いたします

2018-05-23 | ギャラリー
木版画「妙好人伝」展の展示中ではございますが、
5/27(日)は、都合により16時にて閉店させていただきます。まことに申し訳ございません。
なお、展示は28日(月)まで行っております。どうぞよろしくお願いいたします。


濃州・山中銀十郎(左)と備後・つね女(右)の版画。
それぞれ、こんなお話です。

・・・・・

濃州 山中銀十郎:岐阜・東方村

銀十郎は子どもの頃から芸道に秀で、二十歳で様ざまな奥義伝授を許された。
二十二歳の冬に病床に臥しているとき、不思議な夢を見た。

…表門口から慌ただしく入ってきた者に、「おまえは誰か」と尋ねると、
「おまえは私を知らないのか。私は無常というものである」と答えた。
銀十郎は大変驚いて、以後法話を熱心に聴聞した。
労咳ゆえ死を覚悟したが、せめて三日咳が止んだら心のままに念仏が出来るのに、と思っていると、ある日咳が止んだ。
死が近いのだと悟り、心穏やかに念仏を唱えた三日後、銀十郎は眠るように往生した。
死後、彼の書置きが出てきた。
「死への不安をどうしたらよいかと和尚に尋ねたら、ひたすら念仏することだと教えられ、
今は安らかな気持ちで死を待っています」とあった。

備後つね女:広島・万能倉村

つねは医師・寛斎の妻。容姿はよくはないが、心清らかで、彼女の念仏の声を聴くと、不信の者さえも歓喜する。
6月の猛暑の日、夫にやがて浄土出会いましょうと言い残し、五十一歳で往生したが、
死後、彼女の顔はたちまち美しく変わったという。

・・・・・

5/20(日)には、長浜市にある長浜文化芸術会館に出店してまいりました。
映画「この世界の片隅に」の上映に伴うものです。
主催はひよこ乳児保育園後援会。子育て支援のための映画会でした。




木版画「妙好人伝」展 絵・堀尾貞治 彫・周治央城
2018/5/5(土)-28(月)
金・土・日・月と祝日の11:00-18:00
5/27(日)は16時まで
よろず淡日のギャラリーにて

*版画作品は展示のみです。
*高宮町の「座・ギャラリー」、「不破邸」と同時開催です。
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堀尾貞治・周治央城の「妙好人伝」展示中です

2018-05-18 | ギャラリー
すでに初夏のような、梅雨間近のような蒸し暑い日が続いております。
淡日では「妙好人伝」展開催早々パソコンが壊れ、いつにも増して世間から隔絶した感がありましたが、
この度ようやくブログを更新できるようになりました。
機械に疎いので、使えるようにするにはホントに四苦八苦です、はぁ~。

さて、木版画「妙好人伝」展、3週目に入りました。

2日目から展示に加わりました「江州・次郎右衛門」。
近江の妙好人と念仏嫌いの侍の話です。

・・・・・
元文の頃(18世紀中頃)、近江の番場(現米原市)に次郎右衛門という信心深い馬子がいた。
いつも念仏を唱えており、どんな荒馬も従順にすることができた。

ある時、長州・萩の城主が江戸参勤の帰りにこの宿場に差し掛かった時、家来の馬が急病になったので、
代わりに次郎右衛門の馬が、家来の侍を乗せることになった。

次郎右衛門は、いつも通りに馬を曳きながら念仏を唱えると、侍は「縁起が悪い!」と叱りつけた。
しかし、しばらくすると次郎右衛門はまた念仏を唱え始め、また叱られる。
これが七度も繰り返され、侍は激怒、本陣に着いた途端に手打ちにしようとした。

白砂に引き立てられた次郎右衛門は慌てることもなく、やはり念仏を唱え、静かに首を差し出した。
その様子に侍は心を動かされ、「念仏の声さえも忌み嫌っていた自分のようなものなど、救われはしないだろう」と悲嘆にくれる。
そんな侍に次郎右衛門は、仏法の真理である救いについて、丁寧に語って聞かせたのだった。

その後二人は大津まで仏法の話をしながら同道し、侍は時を経てからも往来の度に次郎右衛門の家に立ち寄ったという。
・・・・・

こんな感じで、素人感溢れるあらすじも一緒に掲示しております。
どうぞご高覧くださいますよう!

木版画「妙好人伝」展 絵・堀尾貞治 彫・周治央城
2018/5/5(土)-28(月)
金・土・日・月と祝日の11:00-18:00
よろず淡日のギャラリーにて

*版画作品は展示のみです。
*市内高宮町の「座・ギャラリー」及び「不破邸」と同時開催です。
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木版画「妙好人伝」展、始まります!

2018-05-04 | ギャラリー


明日5日より、堀尾貞治・周治央城の木版画「妙好人伝」展が始まります。
彦根市内・高宮の座・ギャラリーと、日夏の淡日での同時開催で、併せて53点の大画面が並びます。
ちなみに淡日では9点、小さなギャラリーなので数は少ないですが、さすがの迫力です。
GWの締めに、どうぞお運びくださいませ!

明日の初日の午後には、座・ギャラリー、もしくは淡日にて、
堀尾さんのパフォーマンスがあるかもしれません。乞うご期待!

木版画「妙好人伝」展 絵・堀尾貞治 彫・周治央城
2018/5/5(土)-28(月)

金・土・日・月と祝日の11:00-18:00
よろず淡日のギャラリーにて

*作品は展示のみです。
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