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Bogor・中央線、Bekasi線系統で活躍する東急車

2011年10月07日 09時22分44秒 | インドネシア
103系に続きジャカルタに到着したのが東急8000・8500系統で、2005年から2009年にかけて合計11編成が譲渡されました。8007Fが2005年9月13日にTanjung Priok港に到着し、9月28日から伊豆のなつ号塗装のままデビュー、続いて8003Fが12月に到着し、黄色+赤帯を纏いました。その後に続く8500系8604F、8608F、8611Fなども編成ごとに独自の帯の色を纏いファンの目を楽しませてもらいましたが、3年前頃から全ての編成において検査時に黄色+緑帯に変更され、近年では青+黄色帯が東急車の標準色となっています。

おそらく東急ファンとしては帯の色に注目している方も多いと思うのですが、現在では8604Fのみが緑+黄色帯、8613F(JALITA)は今まで赤系でなかなかのデザインでしたが、今年6月にKCJ標準色に変更されてしまい、面白みに欠けてしまっているのではないかと思っています。

そこで今回は青+黄色帯以外の8604Fと8613Fに注目してみました。東急車は基本的にTangerang線やSerpong線以外の路線で運行されており、8604Fや8613Fは主にBogor・中央線で運行されているようです。

9月訪問時に8604FはDepok車庫でお昼寝中でした。なお、朝は営業に入っていました。


デハ8504の側面は車と衝突したのか一部コルゲートが剥がされ、側引戸も都営6000形と思われるものに変更されています。


一方、8613F(JALITA)もBogor・中央線系統で運行されていますが、9月訪問時にはBekasi線にも充当されていました。


7月訪問時の昼間にDepok車庫を訪問してみると8613Fは8618F(右)の隣に留置されていました。


夕方にはDepok車庫を出庫し、運用に付いていました。私としては以前のカラーリングのほうがお気に入りなのですが、皆さんはいかがでしょうか?


最後に日曜日のみ運行される昔のAncol Ekspresですが、現在はBogorを8:40に発車し、Tanjung Priokに10:33に到着(その後、客扱いでBogorに戻る)。逆はTanjing Priokを17:19に発車し、Bogorに19:19に到着し(BogorからTanjung Priokへも客扱い)、各駅停車で運行されています。9月18日にその運用に充当されていたのは8612Fで、運用表上では東京メトロ5000系が運行されることになっています。
18日、Manggarai駅で撮影していましたので、ちょうどその列車が通過する頃観察しておりましたが、それらしき列車がBogor方面からやって来てManggarai駅構内手前の信号で停止しましたので、運転士にAncolへ行く列車か尋ねてみるとそうだと言うので、その列車がManggarai駅構内へと入線したのちManggarai駅方向を撮影してみました。


最も左(Bogor線下りの左)に8612F(Tanjung Priok行き)が停車し、偶然にも東急8500系2本が停車しました。その後8612Fはこの駅でスイッチバックし、上の写真でもわかるようにBogor線下り、上りを渡り環状線(Bekasi方面)へと入り、次の駅のJati Negaraで再びスイッチバックします。この列車に関することは2009年7月に述べていますので興味のある方は参考にしていただければと思います。



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2 コメント

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JALITAはやはり・・・ (Kucing)
2011-10-09 01:26:02
こんばんは。
いつもお世話になっております。

8613Fは確かに以前の塗装の方が、インパクトが強くカッコ良かったですね・・・・
最近の東急車は、塗り分けパターンこそ微妙に違えど、殆ど同じ色になってしまい何とも残念です。
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東急車のカラーリングについて (井上)
2011-10-09 03:58:04
Kucing様、こちらこそいつもお世話になっております。
私も同感で8613F(JALITA)は以前のカラーリングのほうがカッコイイのではないかと思いますし、最近のKCJカラーにもウンザリといった感じです。
青+黄色帯にしても前面のデザインに何パターンかありますが、東葉1000系やメトロ5000系も同じ青+黄色帯ですので、少々面白みがないのではないかと思っております。
時間がありましたら、103系と同様にデザインやカラーを考えてみたいところですが、何せ帯だけのデザインをいくつか考えたところで採用していただけるのか難しいかもしれません。
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