今月に入ってから仕事も落ち着いてきましたので、3週間程前の週末に103系などの撮影で、広島、大阪へと参りましたが、その後の週末も湘南色の115系を求めて新潟と青梅線に運行された快速「むさしの奥多摩」号の撮影に行って参りました。
昨年、房総地区で活躍していた113系も209系によって置き換えられ、113系が一掃されましたが、最近では東海道線や高崎線・東北線にE233系が投入され、房総各線に対しては引き続き209系が投入された結果、これらの各線区で活躍していた211系が長野や新潟などで活躍している115系と置き換わるのではないかと推測されています。国鉄時代に製造された115系も既に30年以上が経ち、いよいよJR東日本の115系の活躍も数年で見れなくなるのではないかと思い、ムーンライト信州を使って長野経由で、新潟へ向かってみることにしました。
10日朝早く、ムーンライト信州で松本でまずは降車し、松本運輸区内に留置されている車両を観察したのち、篠ノ井線下り始発列車で長野へと向かいました。この列車は115系の2+3両の5両編成で、終点の長野に到着すると分割作業を行ったのち、直江津方3両は信越線妙高高原行きとなり、松本方2両は行先が「回送」と表示されていますが、車内には数人の乗客が座っておりました。妙高高原行きが発車したのち、この回送表示の2両がすぐに直江津方面へと発車していきましたが、この列車は皆さんもご承知のように長野総合車両センターの職員輸送用の列車でした。
2年ぐらい前までは7番線の隣にスカ色のクモユニ143、1両をよく目にしていましたが、現在ではそのクモユニ143による職員輸送も廃止されてしまったのか、115系などによる輸送に変更されているようです。
下の写真は115系2両編成による長野総合車両センター行き職員輸送列車です。
私は松本からこの2両編成に乗車し、長野到着後、回送列車になりますとの車内アナウンスにもかかわらず、座ったままの乗客がいましたので、いぶかしく観察しておりましたが、この回送列車が職員列車になるとは最初は想像ができませんでした。
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長野地区の115系も撮影しておきたいところですが、長野地区と同様に115系王国の新潟地区が今回の目的地ですので、すぐに直江津経由で新潟へと目指しました。新潟地区の115系は運用範囲が広く、今回、私が最大の獲物と考えていた湘南色の115系2編成(N2、L6)がどこを走っているのか知る由もありませんので、まずはその湘南色がどこにいるのか確認することが先決でした。ということで運用範囲の端から確認すればどこかで目撃できるのではないかということで、直江津から信越線経由で新潟を目指すことにしましたが、まず長岡で留置されているL6編成を発見し、新潟車両センターにおいては3+3に組成されたN2編成を難なく発見することができました。
今年7月号のレイルマガジンに115系の運用表が掲載されていましたので、その運用表を元に推測をしてみることにしました。運用は4両編成のL編成で13運用、3両編成のN編成で27運用におよびますが、その中で先程のそれぞれ2編成の状況から、その後どの運用に充当されるのか推測できたのですが、私の運用の見間違いにより思わぬ失敗をしてしまいました。(この失敗談はのちほど)
新潟駅に到着するとまずは有名な撮影地ですが越後線の信濃川橋梁へ行ってみることにしました。私は新潟で撮影する場合、新潟駅から徒歩でこの信濃川橋梁で撮影することが多いのですが、駅からあまりにも遠いのでレンタサイクルできるところはないかと探してみました。新潟駅万代口を出て左側1分ほどのところに「にいがたレンタサイクル」があり、3時間まで100円で借りることができました。歩いて行くとなると30分近くかかるのですが、自転車では僅か5分ちょっとでこの橋梁に到着しました。時刻は14時ちょっと廻っていましたが、撮影地に着いてみると光線状態は白山駅側(左岸側)から撮影しないと順光にならないため、下流側に一旦下って大回りする形で橋を渡り、白山駅側へと向かいました。(最初から列車で白山駅で降車したほうが良かったかもしれません)
まず目撃できたのが、後追いですが弥彦線用の115系で、以前からこの時間帯に新潟行きの列車が設定されています。
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データイム、越後線にはE127系が多く運行されていますが、14時以降になる115系の列車が多く、かつ2編成を組成した列車が多いため、新潟地区に在籍するあらゆる115系を見ることができます。塗装も現在の白地に緑帯の新潟色とリニュアール編成の新新潟色が程好い比率で在籍しているため、下の写真のような新新潟色+新潟色の編成をよく見ることができます。
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運用表から私なりに推測した結果、4両L編成の湘南色は16:50に新潟駅へ戻ってくることはわかっていましたので、その湘南色を確認するため自転車を返却し、新潟駅へと行ってみました。1番線にはその編成が停車しており、その隣の2番線にも新新潟色の115系が停車していたのですが、吉田側を確認してみると3両N編成の湘南色が併結されており、予期もせぬ湘南色のツーショットが見られました。どうも私はこのN編成湘南色の運用を見間違えてしまったようで、偶然にもこのようなシーンを拝むことができるとは思ってもいませんでした。(写真だけですと高崎支社のどこかの駅にも感じますが)
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しかしながら、このN編成は越後線にそのまま充当されましたので、先程まで撮影していた信濃川橋梁に居れば、順光で湘南色を先頭とする見事な姿を撮影できたのですが、それが出来なくなり非常に悔やまれます。そのような絶好なチャンスを逃した悔しさは残りますが、次の日の朝もこのままの編成でこの信濃川橋梁を渡りますので、晴れなければある程度綺麗に撮影できるのではないかと行ってみました。多少曇っていたものの薄日が射す中、リベンジとまでいきませんが撮影することができました。
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この日、L編成は朝のみの短い運用に充当されましたので、このN編成のみを追いかけたのですが、内野で折り返したあとは新潟行きとなり、新潟駅で1時間30分ほど留置されたのち、長岡行きとなりますが、いずれも編成の先頭に湘南色編成が位置しません。しかしながら、この編成は長岡での留置後、分割され単独編成で新井行きに充当されましたので、その姿を狙ってみました。
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ということで今回は新潟のリバイバル湘南色115系を中心に追っかけてみましたが、今後もしばらくはこの湘南色が活躍すると思われますし、予備車に余裕がなくなれば先月まで見られたように高崎から湘南色の3両を借り受け、新潟の湘南色3両編成(N編成)と組成した上で、毎日同じ変則運用に充当されるようなサプライズを期待しつつ、形態的にもバラエティー豊かな新潟地区の115系の姿をできるだけ多く撮影しておきたいものです。
最後に先日19日も大宮~奥多摩間に運転された快速「むさしの奥多摩」号を撮影してみました。
2006年以来の湘南色115系による運転となり、私としても喜んでおりましたが、秋の臨時列車でも快速「むさしの奥多摩」号が運転されることになり、今度は豊田のスカ色115系6両編成が充当されるとのことです。
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奥多摩からの回送においては立川方の表示が古里まで「回送」であったものの、この石神前~二俣尾間では嬉しいことに「快速」という表示でした。
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昨年、房総地区で活躍していた113系も209系によって置き換えられ、113系が一掃されましたが、最近では東海道線や高崎線・東北線にE233系が投入され、房総各線に対しては引き続き209系が投入された結果、これらの各線区で活躍していた211系が長野や新潟などで活躍している115系と置き換わるのではないかと推測されています。国鉄時代に製造された115系も既に30年以上が経ち、いよいよJR東日本の115系の活躍も数年で見れなくなるのではないかと思い、ムーンライト信州を使って長野経由で、新潟へ向かってみることにしました。
10日朝早く、ムーンライト信州で松本でまずは降車し、松本運輸区内に留置されている車両を観察したのち、篠ノ井線下り始発列車で長野へと向かいました。この列車は115系の2+3両の5両編成で、終点の長野に到着すると分割作業を行ったのち、直江津方3両は信越線妙高高原行きとなり、松本方2両は行先が「回送」と表示されていますが、車内には数人の乗客が座っておりました。妙高高原行きが発車したのち、この回送表示の2両がすぐに直江津方面へと発車していきましたが、この列車は皆さんもご承知のように長野総合車両センターの職員輸送用の列車でした。
2年ぐらい前までは7番線の隣にスカ色のクモユニ143、1両をよく目にしていましたが、現在ではそのクモユニ143による職員輸送も廃止されてしまったのか、115系などによる輸送に変更されているようです。
下の写真は115系2両編成による長野総合車両センター行き職員輸送列車です。
私は松本からこの2両編成に乗車し、長野到着後、回送列車になりますとの車内アナウンスにもかかわらず、座ったままの乗客がいましたので、いぶかしく観察しておりましたが、この回送列車が職員列車になるとは最初は想像ができませんでした。
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長野地区の115系も撮影しておきたいところですが、長野地区と同様に115系王国の新潟地区が今回の目的地ですので、すぐに直江津経由で新潟へと目指しました。新潟地区の115系は運用範囲が広く、今回、私が最大の獲物と考えていた湘南色の115系2編成(N2、L6)がどこを走っているのか知る由もありませんので、まずはその湘南色がどこにいるのか確認することが先決でした。ということで運用範囲の端から確認すればどこかで目撃できるのではないかということで、直江津から信越線経由で新潟を目指すことにしましたが、まず長岡で留置されているL6編成を発見し、新潟車両センターにおいては3+3に組成されたN2編成を難なく発見することができました。
今年7月号のレイルマガジンに115系の運用表が掲載されていましたので、その運用表を元に推測をしてみることにしました。運用は4両編成のL編成で13運用、3両編成のN編成で27運用におよびますが、その中で先程のそれぞれ2編成の状況から、その後どの運用に充当されるのか推測できたのですが、私の運用の見間違いにより思わぬ失敗をしてしまいました。(この失敗談はのちほど)
新潟駅に到着するとまずは有名な撮影地ですが越後線の信濃川橋梁へ行ってみることにしました。私は新潟で撮影する場合、新潟駅から徒歩でこの信濃川橋梁で撮影することが多いのですが、駅からあまりにも遠いのでレンタサイクルできるところはないかと探してみました。新潟駅万代口を出て左側1分ほどのところに「にいがたレンタサイクル」があり、3時間まで100円で借りることができました。歩いて行くとなると30分近くかかるのですが、自転車では僅か5分ちょっとでこの橋梁に到着しました。時刻は14時ちょっと廻っていましたが、撮影地に着いてみると光線状態は白山駅側(左岸側)から撮影しないと順光にならないため、下流側に一旦下って大回りする形で橋を渡り、白山駅側へと向かいました。(最初から列車で白山駅で降車したほうが良かったかもしれません)
まず目撃できたのが、後追いですが弥彦線用の115系で、以前からこの時間帯に新潟行きの列車が設定されています。
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データイム、越後線にはE127系が多く運行されていますが、14時以降になる115系の列車が多く、かつ2編成を組成した列車が多いため、新潟地区に在籍するあらゆる115系を見ることができます。塗装も現在の白地に緑帯の新潟色とリニュアール編成の新新潟色が程好い比率で在籍しているため、下の写真のような新新潟色+新潟色の編成をよく見ることができます。
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運用表から私なりに推測した結果、4両L編成の湘南色は16:50に新潟駅へ戻ってくることはわかっていましたので、その湘南色を確認するため自転車を返却し、新潟駅へと行ってみました。1番線にはその編成が停車しており、その隣の2番線にも新新潟色の115系が停車していたのですが、吉田側を確認してみると3両N編成の湘南色が併結されており、予期もせぬ湘南色のツーショットが見られました。どうも私はこのN編成湘南色の運用を見間違えてしまったようで、偶然にもこのようなシーンを拝むことができるとは思ってもいませんでした。(写真だけですと高崎支社のどこかの駅にも感じますが)
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しかしながら、このN編成は越後線にそのまま充当されましたので、先程まで撮影していた信濃川橋梁に居れば、順光で湘南色を先頭とする見事な姿を撮影できたのですが、それが出来なくなり非常に悔やまれます。そのような絶好なチャンスを逃した悔しさは残りますが、次の日の朝もこのままの編成でこの信濃川橋梁を渡りますので、晴れなければある程度綺麗に撮影できるのではないかと行ってみました。多少曇っていたものの薄日が射す中、リベンジとまでいきませんが撮影することができました。
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この日、L編成は朝のみの短い運用に充当されましたので、このN編成のみを追いかけたのですが、内野で折り返したあとは新潟行きとなり、新潟駅で1時間30分ほど留置されたのち、長岡行きとなりますが、いずれも編成の先頭に湘南色編成が位置しません。しかしながら、この編成は長岡での留置後、分割され単独編成で新井行きに充当されましたので、その姿を狙ってみました。
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ということで今回は新潟のリバイバル湘南色115系を中心に追っかけてみましたが、今後もしばらくはこの湘南色が活躍すると思われますし、予備車に余裕がなくなれば先月まで見られたように高崎から湘南色の3両を借り受け、新潟の湘南色3両編成(N編成)と組成した上で、毎日同じ変則運用に充当されるようなサプライズを期待しつつ、形態的にもバラエティー豊かな新潟地区の115系の姿をできるだけ多く撮影しておきたいものです。
最後に先日19日も大宮~奥多摩間に運転された快速「むさしの奥多摩」号を撮影してみました。
2006年以来の湘南色115系による運転となり、私としても喜んでおりましたが、秋の臨時列車でも快速「むさしの奥多摩」号が運転されることになり、今度は豊田のスカ色115系6両編成が充当されるとのことです。
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奥多摩からの回送においては立川方の表示が古里まで「回送」であったものの、この石神前~二俣尾間では嬉しいことに「快速」という表示でした。
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