前回、インドネシアINKAからディーゼル機関車CC300型3両と客車15両(1編成5両)が到着した話題を提供しましたが、今年1月6日は本来あるべき姿のCC300+客車5両で、南方線のTutuban〜Alabang間約28kmにおいて試運転が実施され、15日には同区間で試運転を兼ねて乗客が乗車可能なフリーライドが実施されました。
INKAからのDMUの導入時と同様に試運転の列車に乗車することが可能ですが、規定の時間の試運転期間中は無料で乗車ができるシステムで、おそらく2週間程度はこのような措置が実施されるものと思われます。
また、これらのPNRでの車輛の形式ですが以下のとおりです。
まず、ディーゼル機関車ですが、左はインドネシアで使用していた運輸省の車輛番号で、右はPNRで使用されている車輛番号です。
CC300 20 01→ DHL 9001
CC300 20 02→ DHL 9002
CC300 20 03→ DHL 9003
客車については以下のとおりです。
TC2にはドア開閉の指令機、車内アナウンスなどの装置が設置されています。
Set 1
TC1-8301-04
TC1-8301-03
TC2-8301-01
TC1-8301-02
TC1-8301-01
Set 2
TC1-8302-08
TC1-8302-07
TC2-8302-02
TC1-8302-06
TC1-8302-05
Set 3
TC1-8303-12
TC1-8303-11
TC2-8303-03
TC1-8303-10
TC1-8303-09
なお、組成は変更される可能性があり、現在、上記の組成ではないようで、私自身、現場で確認していませんので、あくまでも参考程度にしていただければと思います。
(写真は全てMark Chua氏によるもの)

15日の営業運転では、DLは2セット目の車輛と3セット目の客車が使用された模様で、定期列車のMSC708に充当されました。
また、PNRのラインカラーであるオレンジ色のCC300型ディーゼル機関車の愛称は、地元鉄道ファンから「Ponkan」と名付けられているようで、まさにフルーツの柑橘を表しています。

Alabang駅においては203系と同様に機関車の付け替えによる機回しが実施され、機回しの不可能な北方線への乗り入れはできず、北方線には従来どおりDMUのみが使用されています。
また、朝夕1往復運転されているTutuban〜Calamba間の列車に、このCC300型+新型客車が充当されていることは今のところ確認しておりません。

インドネシアINKAからの車輛導入はこれにて完了しましたが、整理しますとDMUの8000系3両編成が2本、同じくDMUの8100系4両編成が4本、そして今回のDL+客車5両編成が3本の合計40両が導入され、NSCR(南北通勤鉄道)整備完了までは日本からの中古車輛とRotemのDMUなども含めてこれらの車輛が任務に当たるわけで、南方線も含めたNSCRの整備完了までに全ての車輛が健全に機能するのか今後の問題となるのかもしれません。
INKAからのDMUの導入時と同様に試運転の列車に乗車することが可能ですが、規定の時間の試運転期間中は無料で乗車ができるシステムで、おそらく2週間程度はこのような措置が実施されるものと思われます。
また、これらのPNRでの車輛の形式ですが以下のとおりです。
まず、ディーゼル機関車ですが、左はインドネシアで使用していた運輸省の車輛番号で、右はPNRで使用されている車輛番号です。
CC300 20 01→ DHL 9001
CC300 20 02→ DHL 9002
CC300 20 03→ DHL 9003
客車については以下のとおりです。
TC2にはドア開閉の指令機、車内アナウンスなどの装置が設置されています。
Set 1
TC1-8301-04
TC1-8301-03
TC2-8301-01
TC1-8301-02
TC1-8301-01
Set 2
TC1-8302-08
TC1-8302-07
TC2-8302-02
TC1-8302-06
TC1-8302-05
Set 3
TC1-8303-12
TC1-8303-11
TC2-8303-03
TC1-8303-10
TC1-8303-09
なお、組成は変更される可能性があり、現在、上記の組成ではないようで、私自身、現場で確認していませんので、あくまでも参考程度にしていただければと思います。
(写真は全てMark Chua氏によるもの)

15日の営業運転では、DLは2セット目の車輛と3セット目の客車が使用された模様で、定期列車のMSC708に充当されました。
また、PNRのラインカラーであるオレンジ色のCC300型ディーゼル機関車の愛称は、地元鉄道ファンから「Ponkan」と名付けられているようで、まさにフルーツの柑橘を表しています。

Alabang駅においては203系と同様に機関車の付け替えによる機回しが実施され、機回しの不可能な北方線への乗り入れはできず、北方線には従来どおりDMUのみが使用されています。
また、朝夕1往復運転されているTutuban〜Calamba間の列車に、このCC300型+新型客車が充当されていることは今のところ確認しておりません。

インドネシアINKAからの車輛導入はこれにて完了しましたが、整理しますとDMUの8000系3両編成が2本、同じくDMUの8100系4両編成が4本、そして今回のDL+客車5両編成が3本の合計40両が導入され、NSCR(南北通勤鉄道)整備完了までは日本からの中古車輛とRotemのDMUなども含めてこれらの車輛が任務に当たるわけで、南方線も含めたNSCRの整備完了までに全ての車輛が健全に機能するのか今後の問題となるのかもしれません。