Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

2019 事始めー2 シルクラインを編む

2019年01月25日 | シルクフライライン

年初に、立て続けにシルクラインのご注文が入りてんやわんやでした。

ご注文の幾つかは在庫にて対応できましたが、初めてシルクラインでWeight Forward #4のハーフラインのご注文を受けました。  グリーンと白のストライプ模様にて。

いいかんじでしょ?

WFのハーフラインとなると・・・設計図とにらめっこ

Double TaperとWFだとテーパー構造が違うのです。

WFでは、Tip 3フィート、フロントテーパー 9フィート、ベリー(一番太い部分)18フィート、リアテーパー 9フィート、ランニングライン 41フィートという構造になります。  これをハーフラインの45フィートで作るわけです。

そしてフライラインのAFTMA規定の決まり・・・同じ番手のラインではDTもWFも先端から30フィートの重さは同じ・・・を守らねばロッドの番手と一致しなくなってしまいます。

すると・・・ハーフラインでは先端30フィート(Tipからベリー部まで)は、DTもWFも全く同じ構造となります。

そこで、ラインを少し長めにし、リアテーパーを6フィートとし、残りをランニングラインとして編み上げました。  WFで使う場合は市販のランニングライン(またはシューティングライン、バッキングライン、等)を後ろにつないで投げることになります。  結局、ハーフラインのDTラインを編むことになりました。(笑

後ろのランニングラインを少しだけカットすれば、前後を逆にしても使えるんですな。

これですと、近場 ~30フィート(約9m)程度の距離を釣る場合には、DTもWFも同じような感覚で、同じ番手のロッドで投げられます。  それ以上の距離を投げる場合、WFラインとして同じ番手のロッドで遠投することができる訳です。  ランニングラインはベリー部よりも細身になっていますから、ガイド内を滑りいやすくなり、先重(Weight Forward)となって飛びやすくなるわけです。

これにファールドリーダーを先端に繋げれば、さらに先重の傾向が助長され、さらに遠投が可能になるんではないか、と思います。

ハーフラインでWFのシルクラインをと考えている方、それは同じ番手のDTのハーフラインと殆ど同じものとなることをご理解くださいね。  WFのハーフライン(=DTハーフライン)では両端にテーパーを付けるための手数が増えるんです。  価格面でちょっと・・・プラスかな・・・

そうそう、PVCラインでもWFラインやシューティングラインを買う代わりに、DTラインを買い、半分に切って、後ろにシューティングラインとか、バッキンウラインをつなげば、遠投用のWFライン、またはシューティングラインとして使えることを思い出しましたわ・・・昔FFを始めたころは、この方式で加賀FAや白河FSで投げておりましたなぁ~。

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