最近、シルクラインのコーティングがベタベタに溶けてくっついてしまって使い物にならなくなったことを一つの理由として、フライ釣りに行かなくなっていた。
先週、未塗装シルクラインのご注文をいただき、あれこれやっているうちに、突如、制作意欲がよみがえり、手持ちのリールを持ち出してきて、使い物にならないシルクラインの補修を始めだしたのだす。
PhoenixのDT3は、日に当たっていた部分は色が変わっちまってる。 これ買ったのいつだったかな~、10年以上は経っていると思う。
自分で編んだ自分のレシピの方が、幾分劣化が早いかな。 コーティングしたまま放置してあった未使用ラインも、約10年・・・、ドライヤーの上で、そのまま劣化しておった。
コーティングの劣化は、シルクラインそのものをどれほど劣化させるか・・・ということも調べにゃならん。
そこで、全劣化ラインのコーティングを取り除くことから始めたのだす。
まず、準備・・・
まだ水は透き通ってるね
Phoenixラインは、泡が出てくるのが遅い。 重曹には溶けにくものが混ぜられているように思われる。 例えば・・・ビーズワックスのようなものとか・・・Phoenixのコーティングを研究してみたいな・・・
やく30分ほどおいてから、お箸でラインをほぐすように混ぜ混~ぜ、混ぜ混ぜ~すると、ラインの間からどす黒いもやもやが溶け出てまいります。
Phoenixラインは黄色っぽく染色してあるのかもしれない。 黄色が抜けない。
一部に塗料の残ったPheonixと自作ライン、もう一度新しい重曹水に
置くこと5分、重曹水の中で手でラインを揉み揉みした。
そして流し水(お湯)で揉み洗い、キッチンペーパーの間に挟んで圧力かけること2度繰り返し、
外につるして陰干し・・・紫外線でシルクが劣化するかもしれんので・・・
・・・ということで、作業時間はやく1時間くらいかな。 コーティング落とすのは超簡単なのだが・・・