気が付くと三月ももう三分の一が過ぎまして、
二週間で終息するはずだった新型コロナウィルスも一向に収束する気配を見せず、
全国の小中高校の臨時休校が解除されるめども立たず、
ただ春だけは確実に近づいている、そんな気配がいたします。
私は昨日、そんな息子に一体、この暇極まりない時間をどう過ごすのか、宿題をばはや、やり果てつ、と言われ、じゃあじゃあ、どんどん、自分で自主学習をやればいい。こういう時に、だらだら過ごしたやつと、シャキッと過ごしたやつに、物凄い差が出るんだよ、と自らを省みても、其のかけらすら見当たらないような、経験談を披歴するも、もう五年生の息子は容易に、そんな昭和然としたトラップには引っ掛からず、
どっかつれってって、という。
どっかったって、今はどこ行ってもマスクマンばかりで全然楽しく無いぞ。今は臥薪嘗胆、来たるべき春の兆しを待ち、希望に胸を膨らませながら、じっとしていよう。
と、言うも、そんな大衆迎合に隠れ潜んだ父親の休日ダラダラ過ごしの術などいっぺんに見破った息子は更に、
どっかつれてって、という。
じゃあ、しかたがない、でもインドアはダメだ。コロナが充満しているから、だからアウトドアで、しかも雨が降っていても十分楽しめる、そんな都合のいい場所があるというなら、そこへ行こう。と、一休さんに難癖付ける将軍様のような意地悪問答を仕掛けたところ、息子は間髪入れず、
じゃあ、バッティングセンター と言いました。
なるほどあそこなら、アウトドアだし、雨が降っていても濡れずに楽しめる。あっぱれじゃ! 一休どの!
と、バッティングセンターに行ってきました。
意外と混んでいて、まあ、ここにもそこにも、退屈一休がいっぱいいるモノだとみていました。
久々に見る息子のバッティングは格段に上達していて、あぁ、息子は確実に成長している、私も息子に負けず成長していかなければ、そのためには何としても、もう少し収入を得なければ、などと、思いましたとさ。
とにかく、パソコンの調子が悪くて、文章が満足に打てない。新しいパソコン、早く来い!