喫茶 シンドバッド

思いつくままに興味のある事を書いてます。

なぜシナリオの勉強なのか

2015年05月10日 | シナリオ入門
思いっ立ったが吉日などと言うが、もう一度シナリオを
学ぶことの動機づけを整理しておく。

1.自分の言いたいことや伝えたい事がうまく相手に理解してもらう能力が足りない。
2.本を読むのが好きだが自分も創作をしてみたくなった。
3.何も無いゼロの状態で1から物事を造り上げることに無上の喜びを感じるから。
4.丹念に資料を集めたりそれを整理して体系立てていくことが好きである。

大きくは以上の4つである。

相手に自分の意図を理解してもらうには相手の話をまず聞くことが肝心
であるが、どうしても話す相手による言葉の取捨選択にまだ自分には
難がある。語彙の不足からくるため相手によって何をどういう話し方を
すれば理解してくれるかいつも悩むのである。

次に本が好きであることはシナリオを勉強するにあたっては当り前の事で
まだまだ読書の量やジャンルが少ないからもっと増やさなければと思う。
少なくとも創作をしてみたいと考えるなら圧倒的に読書量を上げなければ
書くネタについても底が知れてしまうのは言うまでもない。

これは自分が今やっている仕事についてだがなぜだか分らないけれど
依頼される仕事の7割から8割方が新規の案件で取引実績も無くしかも
人間関係も1から構築していくという時間も労力もかかるのである。
しかしそこに関して言うと、前任のしがらみもなく自分の裁量でどんどん
領域を広げて営業が行えるので一つの案件が終わると達成感のようなモノ
が非常に感じられる。精神的に満足感の得られる仕事でもある。

最後に資料集めについてだが、何か事を起こす前に全体を俯瞰するように
クセをつけてからとりかかるようにしている。
ただ闇雲に数打ちゃ当たるは経験の少ない人が往々にして陥りやすいパターン
で今自分がやるべきことは何か結局分らないまま忙しいフリをして日々を
過ごしがちになると考える。
基本に忠実に全体像がつかめるようにダイジェスト版的な資料をまず起こして
自分が理解していること、まったく分らない事や疑問に思った事を1つ1つ
リスト化してメモを書いている。
そして自分なりの仮説を立てて、何が必要とされのかを探して充てる。
経験をもとにであるが地道にやるしか能が無いので人よりは時間がかかるで
あろうがまずは数をこなしてそこから生まれてくるであろう何かを
見つけたい。

母の日に思う

2015年05月07日 | 日記
もうすぐ5月10日は母の日である。
今年は祝ってあげる母がもういない。
去年の11月に亡くなったからである。
9月に検査入院するからと兄貴に教えられて、たいしたこと無いと
思っていた矢先の事であった。
2週間程度が突然の危篤状態になり、その間東京と田舎の往復を
何度か繰り返していた。
夜中に携帯が鳴り、兄貴から「もう今日明日がヤマ場の状態だから
お前の顔を見ておきたいからとお袋が言っている。」
急いで病床に駆けつけた。
ICUに入った母親の顔が今でも忘れられない。
必死に痛みに耐えていた。
「アタマが割れるように痛い。吐き気が止まらない」
抗がん剤を投与していたせいである。
それでも必死に言葉を交わそうとして
「お前を産んで良かった」と肩を震わせながら。
思わず手を握り締めていた。自分の生気をを分けられるのなら
いくらでもあげようと心の中で念じながら。
涙が止まらなかった。
いつも家に入るのが当たり前でもうとっくにはやらない店を気にかけて
「近所の婆さん連中が行く場所がないから」
と毎日店を開けていた。
たまにかかってくる電話で地元の近況報告や親戚のハナシなど
いつも長々と1時間以上話していた。
そして季節ごとにさくらんぼや山菜、柿や餅などを毎年送ってくれていた。
その中に広告の裏紙にビッシリと書かれた手紙を読むのも楽しみで
あった。
田舎の同級生と会合があって日帰りで遊んできたとか、毎年母の日に
カミさんが選んで送った洋服を着てめかし込んで得意げに自慢に
していたり。酉の市で買った熊手を送ると毎年店に飾ってくれていた。
そんな事がいつまでも続くのかと思っていた。
今はもう、電話もかかってこない。
季節の便りも届かない。
あるのは今まで書いてくれた母からの手紙だけである。




情報源となる本屋について

2015年05月05日 | シナリオ入門
会社の帰りに本屋によく寄っている。
最近は駅の構内にも結構な規模で冊数をそろえている
お店もある。
もちろんベストセラーとかネットやTVで話題になる
書籍はすぐ店頭にならべてあるからすぐ手にすることも
出来る。
自分の場合、そういったジャンルの物はそのコーナーで
目次をパラパラとめくり斜め読み程度で済ましている。
よっぽど買いたいと思う本は別だがほとんどそれで間に
合わすようにしている。
それでも、書籍の棚を眺めながらほんのタイトルを見て
いると手に取りたくなる本は必ずある。
おもむろに取ってみてはパラパラとめくり、そして冒頭の
ページを読んでみる。
数秒でこれは読みたいなとか、探していた資料になるなと
判断して衝動買いである。
家に帰ってからすぐ読まないのだが。
しばらく日を置いて通勤の車中や喫茶店で読むのである。
仕事柄、最初にリサーチしてから得意不得意を紙に書き出して
以下の点を重視している。
1.まったくわからないこと。(用語やそれが開発された背景)
2.最近の事例、見積もり額(規模の把握)
3.実際請け負った時点でのリスクヘッジ。(代替案)
ワタシが書籍を本屋で購入する場合上記の点を念頭に置いて
いる。
情報源として本屋は貴重である。
ネットで近頃はすぐ調べられるが信憑性においてはまだまだ
の感が否めないので書籍の方が優位であると思う。


朝の習慣

2015年05月03日 | 日記
朝のことである。
毎日の通勤で電車が混むのがイヤなのと時間ギリギリで
職場に着くのがどうも落ち着かないと言う理由で6時半
には電車に乗っている。
タバコも好きなので喫茶店に好んで入る。
メールのチェックや単行本を読んだりで1時間ぐらい
あっという間に立ってしまう。
でもこれがいいのだ。
好きなのである。こういった時間のすごし方が。

始業時間ギリギリセーフみたいな人は結構いる。
悪いとは思わないが、自分の場合はそういうスタイルが
あまり好きな方ではない。
最近はJRなど毎日のように点検とか架線の故障等で止まっている。
正々堂々と遅刻の理由にされている。
それでも自分の場合は遅刻したことは無い。

1日1時間で1週間で約6~7時間、月に25~30時間。
結構な時間になる。
時間だけは平等である。
面と向かってやりますと言うよりこうしたコマの時間を
積み重ねて使う方が性にあっている。
仕事以外の趣味に充てることにしているから、そんなに
割けていないがまだ趣味の段階にも届いていない。
でも続けることが大事なことは理解している。
誰にも邪魔されずに朝の落ち着いた時間を使える。
これこそが今の自分に対する贅沢かもしれない。


ようやく一区切り

2015年05月01日 | 居酒屋
あれほど忙しかった営業を降りてはやひと月がたった。
おとといは上司とSE達とを誘って、自分にとっては最後の
プロジェクトが終わったので打ち上げをしてみんなの慰労会
を催した。
乾杯で飲んだビールがなんとも言えずうまかった。
1年半の長きにわたっただけに感慨もひとしおであった。
なにせその間2回ほど入院したのもある。
意外と今回の仕事で自分にも調整能力があったんだとわかった。
北品川の店で、参加するメンバーにメールを送った時も反応が
良かった。
お店のHPや食べログをのっけておいたのが効いたかな。
10人ほどのメンバーで、寿司の食べ放題に喜びいさんで皆
いき洋々と会社を後にした。
どんな店なんだと途中、言いながらの会話にも声が弾む。
それだけ忙しかったのは言うまでもないが、たまにこういう事を
やれるのも営業の仕事かと思った。
予約した時間ピッタリに到着。
すがさず出てきた鮨を口々に頬張って。
「うまい。こりゃうまい」
店のママさんも大喜び。
いつも来るTと2人で飲んでるだけにまさかこんなにお客を
連れてくるとは思いもよらなかったらしい。
一つの仕事を成し遂げたという達成感はいつにも増して
いいものである。
昔から同じ釜の飯じゃないけど苦楽を共にした仲間との
語らいは素晴らしいと思った。