海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

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パッションフルーツの憂鬱 2018年9月  パッションフラワーインカルナタ種一族 

2018-09-21 22:00:57 | その他番外編

パッションフラワー インカルナタ種 (チャボトケイソウ)は 諸外国では一般的な種類ですが日本では検疫の関係で諸外国から持ち込み禁止となっています。入手できるのは「種」 と 「根」だけのようです。アメリカではMAYPOPという愛称で広く親しまれています。

結構寒さにも強いトケイソウでマイナス10度ぐらいまではいけるらしいです。その反面成長時にはすごい勢いで成長する性質のため無計画に植えるととんでもないことになるらしいです。その葉を煎じて飲むと鎮静作用があり薬用植物としても用いられています。

 この種類には原種のインカルナタ種だけでなくインセンス種(インカルナタ×キンキナタ)とかバイロンビューティ(インカルナタ×果物時計)などのハイブリッドも存在しその独特な花の形状に魅せられる人も多いのです。

(大花のバイロンビューティ種 インセンスの花粉で結実成功)

実をならすには自家不結実性のため、遺伝子を受け継ぐクローンでない株同士の花を結婚させる必要があります。

ただしこちらも相性がうるさく何でもよいというわけにいかないようです。

 

インセンス種は インカルナタ種の花粉を受け入れやすくインカルナタ種の花粉で80%程度の着果を見ました。

インカルナタ種の花粉は原種だけにかなり強力に効きます。

 

(原種のインカルナタ種の花です。花は5cm程度の小ぶりな花です)

 

インカルナタ種の花粉でインセンスの実が4個実りました。さてどのような味なんでしょうか?11月ごろまで待ちますね。

こちらはインセンスの花粉で実った インカルナタ種の実。おそらく大きくならないので落果するでしょう。

インセンス種の花粉で実ったバイロンビューティ種の果実です。

以下相性を忘備録として書いておきます。

 

インカルナタ種系統の実の味わいは甘く香りのよいメロンのような味らしいです。11月ごろが楽しみです。



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