(左の鉢がハッチヤーマンゴー、右の鉢がキンコウマンゴー)
マンゴーの苗を二本買いました。
マンゴーは世界中で人気のある果実で、マンゴーが有るところには道端に転がって拾って食べれるともいうようなどこにでもある果実のようです。
しかし、日本に入ってくるマンゴーも、日本で丁寧に栽培されているマンゴーもかなり高価です。最低1個400円ぐらいします。高級品ですと1個1万円なんていうのもあるようです。
(左はアーウイン種、右がキンコウ種)
家族の分も考えるとそうそういつも食べられる果物ではないのです。栽培コストがかかるがゆえに、どうしようもなく価格を吊り上げられているような果実とも感じます。
日本での栽培はマンゴーは基本的に熱帯植物であるがゆえに、かなり難しく よく簡単で収穫できると評される種類でも霜にあてると1発でアウトになるような 弱さをもっているようです。(最低5度とも言われていても実際はその倍ぐらい必要なようです。)
種類もかなり多く、いままでリンゴのようなアップルマンゴーと黄色の細長いペリカンマンゴーだけと思っていましたが、それぞれに色々な種類があり味わいもことなり実に奥深い果実なのでした。
良く調べてみますと、たとえば台湾の愛文種(アップルマンゴー)は台湾原産ではなく、アメリカのフロリダの改良種類であり、台湾から日本の沖縄、宮崎などへ伝わり栽培されている種類なのです。
今回入手した種類はフロリダのハッチャー種と東南アジアのキンコウ種の2種にしました。
どちらも病気に強い優良種類のようです。
ハッチヤー種は1940年代にフロリダのJOHN HACHER氏が改良を重ねて作出した種類で炭疽病に強い品種とのことです。アメリカではこの種類が人気があるようでHATCHER MANGO HILLのサイトも存在するほどの人気種。
キンコウ種は
台湾の黄金煌さんにより、キーツ種とカイト種を交配させて出来た品種で市場に出回ることは殆ど有りませんとのこと。
キンコウ種は病気に強く、炭疽病に強いようで農薬はアーウィン種の半分以下、比較的に栽培し易い品種とのこと。
沖縄に於いてもアーウィン種の様なハウスを用いることなく、経済生産可能のメリットが有るとも。耐寒性があるのでしょう。最大の特長は果実が1kgぐらいになることでうまくできれば食べ応えがある品種のようです。
いまだ苗は幼苗ですのでうまくいっても結実収穫は2年後ぐらいになるでしょう。
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