黒部進さんを時代劇に組み入れるかどうか・・ちょっと迷いました。なぜならこの人 ウルトラマン だから。笑
しかし、幼少のころ見た黒部進さんはウルトラマンそのものでした。かっこいい若いハンサムなお兄さんという位置づけでした。とはいうもののハヤタ隊員はいつもウルトラマンに変身して、あとから隊員に「どこへ行ってたんだ?」と糾弾される終わりが多かった。それゆえ中間のストリーはもっぱらほかの役者さんがフォローしていたのがまるわかり。笑
その後、俳優さんはずっとウルトラマンばかりやっておれるわけでないので黒部さんも時代劇に突入されてようですね。
年齢を重ねてこられると悪代官などの役がはまりやくで詳細に見たわけでないのですが何回か黒部さんの悪代官みました。
黒部さんはWIKIによると富山県の出身らしく上京した来た時は靴磨きをやって生計をたてておられたとかで山本嘉次郎監督が黒部さんの素質を見てバックUPされたようです。これは黒部さんの自叙伝かなにかで読みました。
(これは怖い!こんなのはじめて。)
現在77歳の大変素敵なお爺様になられましたが、いつまでもかっこいいハンサムなお兄さんの面影を残しておられるのは素晴らしいと思います。こんなシニアになりたいものです。(あと私16年先ね。)
連休いかがお過ごしですか
ハヤタ隊員・黒部進さんですね。
今でもダンディでかっこいいですね。
黒部さんの時代劇の代表作は、なんと言っても『燃えよ剣』の永倉新八役(新撰組二番隊隊長)です。レギュラーでした。
私が最初に黒部さんを知ったのは、そちらが先なので、私には、ハヤタ隊員よりも【永倉新八の黒部さん】です。
永倉新八の黒部さんが出ているから、ウルトラマンを(再放送で)見ました。大人になってからです。
20年前まで毎年1回、【血風録・燃えよ剣 上映会】が有志のファンによって開かれていました。黒部さんも1度ゲストで来られました。かっこよかったですよ。
黒部さん、数々の時代劇に出演されてますが、燃えよ剣が、京都での初めての撮影だったそうです。
京都撮影所に初めて入るときは、近藤勇の舟橋元さんが一緒に入ってくれたそうです。
河野寿一監督を怒らせてしまい、
(会話シーンでは)わざと背後から撮られ、顔を映してもらえなかったなんてこともあったそうです。 (河野監督は、血風録と同じく、東映の有川正治さんに永倉役を考えていたそうです。急に黒部さんに変わってしまったので、ご機嫌悪かった という説もあり)
ヒーロー→悪役に移行というと、あとは中田博久さんが思い浮かびます。
なぜ黒部さんと中田さんだけが、悪役が多くなっていったのか?
(良い人役の多い)森次さん・石田さんとどこが違うのか?
黒部さん中田さんは、ギャング役もできるお顔立ちだったからではないか(←私の勝手な考えです)。
反対に、(当時の)森次さんと石田さんのお顔は精悍・爽やかな感じ。ピストル持ったギャングの役は似合わない。
そんなふうに思います。
でも、時代劇・刑事もののファンは、黒部さん中田さんの押しの強い悪役が大好きですよね。
ウルトラマンの中で好きな話は、ジャミラの「故郷は地球」です。
あとは「恐怖の宇宙線」のラストも好きです。
「まぼろしの雪山」の回では、科特隊員は、あのオレンジの隊員服でスキーしながら調査してましたっけ。 あれは元々スキーウエアだそう。だからいいのか(笑)
ヒーローもの42小林昭二さんの回でもコメしましたが、初代マンとセブンはシリーズ最高だと思います。まさにパイオニアです。
初代マンは、昨年50周年だったそうですが、この先もずっと残っていって欲しいです。
さて黒部進さんですが、『燃えよ剣』の永倉新八役(新撰組二番隊隊長)でウルトラマンよりそちらの方で知ったとは時代劇ファンならではですね。
黒部さんは東宝系統の俳優さんだったから東映の監督には受けが悪かったのかもしれませんね。監督同士のいじめみたいなものあったかもしれません。
中田博久さんはキャプテンウルトラですね。たしかに黒部さんと中田さんは悪役です。笑 石田さん森次さんは男前でも色悪のできない男前で中田さん、黒部さんは色悪の男前ですね。男前でも時代劇は二種類あるというのはたしかにそう感じます。
ウルトラマンの ジャミラの回とはまた通でないですか。たんにスペイシュウム光線でやっつけっるような回でなかったのが良かったのかもしれません。私はバルタン星人の回が良かったです。笑
黒部さんも森次さんもすてきなシニアになられ、わたしなんぞもあのように老いていきたいものと思いました。
ありがとうございました。(^^)/