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科学の進歩の真の意義、エジソンのメッセージ

2021年03月25日 | 教育
文明というものは、その進歩の過程で、科学と信仰のバランスのとれた発展が大事である事については、既に、ご説明して来ました。エジソンは、今回の文明の、最末期において、科学の分野で、最も大きな役割を果たした方の一人であろうと思います。そのエジソンの、霊界からのメッセージをご紹介します。薪を拾う暮らしが、無駄な労力だ、というご指摘が出て来て、ちょっと耳に痛い気もしますが、今の世界は、その便利さを得る代償として、過剰な、拘束と労役を求められる世界です。まあ、どちらが、より無駄かは、思案するところです。

(ここから)

トマス・エジソンです。

まず、科学の目的とは何であるか、という所から始めたいと思いますけど、科学とは、結局のところ、如何に便利になるか、という事なんです。便利になるという事は、人間達にとって、或る面での幸福を保証するものだ、という事です。今まで、人類の大部分の歴史は、他のものにとって代われる様な労力の消費に使われていたはずです。

朝から晩まで畑仕事をしていたならば、なかなか幸福を感じるのは難しいと思います。機械がやってくれるようになると、その時間を、他のものに使えるようになって来ます。これは、便利さという事によって、一つの機械を提供する、という事によって、新たな可能性を開く、という事です。つまり、科学というものは、便利さという事を追求することによって人類に新たな可能性を提供した、という事が、その意義であったわけです。

例えば、あなた方は、いま、私とあなたとの会話を、この様なテープレコーダーという機械によって録音することが出来ます。これを繰り返し聴くことも出来るし、これを、また原稿に起こすことも出来ます。こういう事があるために、あなたも、安心して私と話に集中することが出来ますが、もし、こういう事が出来ないと、あなたは、私と話をした事を、全て記憶しなければいけないか、一生懸命ペンを走らせてメモをとらなければいけません。その意味では、この機械が発明された、という事は、少なくとも、あなたにとって新たなる可能性が開けた、という事ではないでしょうか。

科学が人類に提供するものは、新たなる可能性であり、省エネルギー化を許すことによって、精神的な余裕を与える、という事でもあるが、いま、あなた方は、日本国の端から端まで行くのに、一日あれば行けます。ところが、これが、一昔前であったなら、幾日もかかったわけです。少なくとも、その便利さという面においては、あなた方は、月日を無駄にしなくて済むようになったわけです。そうならば、原始時代に、六十年、七十年生きて来た人の人生は、あなた方にとっては、僅か十年や五年に圧縮することが出来るということです。で、残りの時間は、他の可能性の追求のために費やせる、という事です。

私は、いま、あなた方に言っておきたいのですが、あなた方の一日、二十四時間は、非常に密度の濃い時間である、という事なのです。千年前、二千年前、一万年前の二十四時間と、今の、あなた方の二十四時間は、同じではないのです。あなた方は、非常に密度の濃い時間を生きているのです。密度の濃い時間を生きられる秘訣は、結局、科学が提供した便利さに基いているのです。

例えば、あなた方は、この部屋を、いま、電気というもので暖房しています。まあ、これも、もともとは私の(発明が)起源であるといえば言えるわけです。その様な、電気の使用という事、また、ここに蛍光灯スタンドがあります。これも、もともとは私に原因している物です。こういう物があるために、例えば、あなた方は、薪を採りに行って、薪ですか、柴ですか、私はよく知りませんが、冬の寒い日に、その様な木切れを集めて来て、それを燃やす、という様な無駄な労力は要らなくなったわけです。ランプの下でやる必要も、なくなって来たのです。

こういうふうに、あなた方は、いわゆる、密度の濃い時間を生きているということです。もし、この様なことが出来るとしても、あなた方が、山から木を集めて来て、焚火をして部屋を暖めてから、この様な「交霊会」をやらねばならぬのならば、あなたの、もう、半日以上は終わってしまっているのです。それをしなくて済む、という事です。

ですから、私は、今、あなた方、これは、あなた方個人ではなくて、人類の皆さんに言いたい事ですけれども、いま、この二十世紀の後半においては、かつてない様な密度の濃い時間を皆さんは生きておられる、という事です。

だからこそ、この時代に、多くの人達が、生まれて来たい、と、希(ねが)って生まれている、という事なのです。この様な、密度の濃い時間の中で人生修行が出来るからこそ、人々は、競って、今の時代に生まれて来ているのです。

人口がなぜ増えたか。動物学的に増えたのではないのです。人間は、動物の様には増えないのです。生まれたいと思って生まれてくるのです。時代が悪ければ、人口が増えないのです。なぜなら、生まれて来たいという人が少ないからです。この様な密度の濃い時間であるからこそ、新たな人生修行が出来るために、人々が、先を競って、今の時代に生まれて来ようとしているのです。

農業国の時代に、(或いは)狩猟時代に、経験出来ない様な、密度の濃い経験が出来る、という事が、この(現代の)様な、人口増加の基礎にあるのです。人々は、かつてない、何万年に一回しかない様なチャンスが、いま来ているからこそ、この地上に、数多く、競って生まれて来ているのです。先を競って生まれて来ているのです。この機会を逃がせば、またまた、原始的な時代が来るかも知れないし、そういった時には、魂の修行が出来ないし、この三次元には魅力がないのです。現象界が、魅力的な時代を迎えると、多くの霊達が、競って生まれて来るのです。

あなた方の所に、いろんな、何ですか、宗教家達、仏教や、キリスト教の霊達が(霊言を伝えるために)たくさん出て来て居られる様ですけども、ただ、その霊達の中には、私が、いま言ったような、生活の便利さという事を、言う方は、少ないと思うのです。けれども、我々の言葉が、この様に意味を持っているというのは、人々の生活が便利になって、心に、余裕が、ゆとりが出来るからなのです。もちろん、手段にふり廻されて、本来の世界を忘れている人も居ますが、やはり、生活が便利になる、ということは大切な事です。

ですから、あなた方も、ユートピア建設などと、考えて居られる様ですけれども、ユートピアは、決して心の世界だけの事ではないのです。やはり、そこの時間の中に生きている人間、百年以上生きる人は少ないのです。同じ長さの(人生の)中で、どれだけ多くの経験、素晴らしい経験を積めるか。という事です。ユートピアという意味の中には、個人個人が、限られた人生の中で、どれだけ素晴らしい経験を積めるか、という事が入っているのです。

ですから、その基礎にあるものは、生活の便利さ、という事です。便利な生活になって欲しいと思います。

例えば、いま、あなた方は、月の世界に行こうとすれば行けます。けれども、月へのロケットは、まだ段階的な試用段階であって、まだ、一般のあなた方が行ける段階ではありません。けれどもですよ、例えば、いま、あなた方が、東京なら東京という都市へ行けるような具合に、例えば、一万円か二万円出して月旅行が出来るようになったなら、これは非常に大きな経験ですわね。これが、やはり、あなたにとっては、新たな幸福ではないでしょうか。

幸福というものはね、停滞の中にはないのです。幸福というのは、進歩発展の中にこそ、あるのです。幸福というのは、新たな経験に対する悦びの中にあるのです。今まで経験できなかった様な新たな経験をする中に、幸福というものはあるのです。停滞の中ではありません。進歩であり発展です。進歩や発展、新たな経験、人生観の百八十度の転換の中にこそ、幸福はあるのです。

例えば、月世界へ旅行できる様になって、あなたは、月世界に降り立ったとしましょう。その月から、あなたは”青い地球”を眺めている、としましょう。あれが私達の地球だ。あの中に、いろんな民族が生きている。黒い人も居れば白い人も居る。黄色い人も居る。褐い人も居る。様々な民族が、あの青い地球の中で、様々な人生経験を経て居るのだなぁ、と思った時、あなたの心の中には、ふつふつと、或る感情が浮かび上がって来るはずです。新たな世界観の獲得です。新たな世界観の認識です。これも、また一つの幸福のあり方です。

幸福の中には、新しい世界観を得る、という幸福もあります。これを、或る人は、例えば、神の世界に目覚めた時に、霊の世界に目覚めた時に、幸福を得ることもあるでしょう。これとは別に、例えば、月に立って地球を観た時に、地球人類の命、使命、時代というものを考え直す、という機会を与えられて、ふつふつと幸福感を得る、という事もあります。この様に、これも、科学の便利さがもたらす幸福感なのです。人間は、単調な世界の中では、進歩も発展もないのです。

科学は、人間の環境に進歩と発展を与えるものなのです。数多くの霊達が、新たな経験を踏まえるためには、環境における変化が必要なのです。神は、人間に種々な経験を与えるために、四季、シーズンというものを与えました。春があり、夏があり、秋があり、冬があり、雨があり、雪があり、晴れがあり、風の日があり、凪いだ日があり、湿気の多い目があり、乾燥した日があり、こういった様な、環境の変化を、神は与えられて、その様な、季節や天候の変わり行く中で、人間に、いろんな人生経験を味わってもらおうと思ったのです。

けれどもね、そうした生活も、何千年、何万年と続けて来ると、人々は、そこから、新たなものを学び取って行くことが、段々に少なくなって行くのです。すると、では、環境を変えるものは何であろうか。それは、人間の知識、知恵によって、新たなものを自ら作り出して行くことによって環境を変えて行く、という事です。そして、新たな環境の中で様々な人生経験が出来る、という事です。

ですから、先程言いました様に、同じ地域でも、四季、季節というのがあって様々な経験が出来る、という以外に、例えば、いろんな地域に、時代を変えて、生まれ直して、転生輪廻して、また、今まで経験しなかった様な風土での人生を経験する、という方法もありますが、それ以外に、科学によって変わった環境の中で、新たな経験を積む、という時代が、いま与えられているのです。

まあ、私は、いま肉体を持っておりませんから、新たな発明が出来ないですけれども、いまね、もし、あなた方が活動しておられる、今の時代に、私が生まれて、じゃあ、お前は、今度、何を発明するか、と言われたら、私は、恐らく「霊界通信の可能な機械」の発明に没頭したと思います。

電波というものがあり、電磁波というものがあり、この様なものが、ラジオになり、テレビになるならば、霊界からの、また、霊波というものも、あるはずです。これが、例えば、ここに居る(このチャネラーの)人の器官を通して、いま私が話している様に話すことが出来るならば、この霊波を感知する機械を発明すれば、それを声に換える事は可能なことです。同じく、エネルギー波であるならば、必ず、それを機械によってキャッチし、この三次元に翻訳して放送することは可能です。

ですから、いま「この方」を通して、特殊なケースで、いま、あなた(チャネラーの傍の人)は私と話が出来ますが、やがて、そう遠くない将来、ここ百年後と申し上げます。機械が発明されて、霊達と、他次元の人間と三次元の人間が交信できる様になる事を、私は予言致します。いま私が話している様な言葉が、或る機械を通じて声となって伝わる様な、そういった機械が、やがて出来るであろう事を、私は予言します。

その前には、この霊世界の研究が必要です。それは、物理学者が、もっと研究を進めて、四次元以降の多次元の世界の仕組みが、もっと解ることが一つですし、もう一つは、このエネルギー波の捉え方を徹底的に研究して、新たな機械を生み出す、という方法があります。

いま、世界各地で、こういった超能力の研究が進んでいます。ESPの研究が進んでいます。こういったものの行き先が、どこにあるかというと、生きながらにして、死んだ方々と、いろんな交信が出来るようになるという機械の発明、という事です。私も、いま、そういった機械を、やがて発明する科学者のために、今後、指導して行きたいと思っています。

これはね、一つ、別な事を言うと、こういう事になるのです。いま、あなた方は、いろんな霊的現象を起こして、地獄に堕ちている人なんかに、お会いになっていると思うんです。彼らは苦しんでいます。また、天上界(五次元)に行っても、まだ、悟りの浅い方が、たくさん居るはずです。こういった方々に対して、例えば、この地上とコンタクト出来る機械があれば、逆に、私達の世界から、そういった人達に対して、いろんな情報を流すことも出来ます。

彼らとすれば、例えば「いま、自分は地獄で苦しんでいます。どうしたらいいのですか」という霊波を放射すれば、その機械がキャッチする。いま、例えば「…この様な地獄で苦しんでいる人が、あなたの身内に居ますよ、どうしますか ―」という様な相談が来るわけです。そうすると、例えば、その時代の、あなた方の様な光の指導霊達が、専門家達が「その霊は、こういった所が、生前、間違っていたために、いま地獄で苦しんでいるんですよ」という様な”処方箋”を与えるわけです。

そして、その機械を通じて、また、その霊達に伝えるわけです。 ― 「あなた、生きていた時に、ここが間違っていたために、いま地獄に居るんですよ」 ― こういった事を、機械を通じて伝えるのです。それによって彼らは学習できます。そして、救われていく事も可能なはずです。ですから、こういった機械が発明されると、特殊な能力を持った人間だけが、人を救う、霊を救うと言っているけれども、それが、もっと効率のいい形で実現できる様になるだろうし、残された家族の人達が、死んで行った人達と話をする事も出来る様になれば、これは非常に便利だと思います。

これが出来ないから、いま、例えば、憑依現象なんて言って苦しんでいる人が多いですね。これは、死んだ人が迷っていて、子孫に何かを伝えたいと思っているんですが、それを伝える方法がないために、いつも、くっついていると、様々な障害が起きて、不幸が起きているわけです。要するに、通信したいんです。話がしたいんですが、話が出来ないんです。

もし、こういった機械が出来たとするならば ― 「じゃあ、おじいちゃん、いま迷っているのですね」 と、孫が、話が出来るわけです。で、孫と話している時に、いろいろと反省することも出来て、 「ああ、そうであったか ― 」と、「俺は、いま地獄に居るんだなぁ」と、「自分が死んだ後、家族では、こんな話がされているんだな、遺産は、こんなふうに分けられたんだな ― 」そういった事が、話が出来る様になれば、霊達も、憑依(ひょうい)はしなくなって来るのです。

そうですね、やがては、一家に一台ずつ〔霊界通信機械〕が置ける様な時代が来ると、私は予言しておきます。そうすれば、先祖と、また話が出来るようになるでしょう。

そうして、先祖と話が出来るけれども、一般の人々は、例えば、彼らを十分に救うことは出来ない。それで、専門家が、また活躍するようになってくる。「霊界の専門家」が、いま、あなた方が、こういった特殊なケースですけれど、その時代には、各地に、今の、医者とか、或いは、かつての宗教家の代わりに、そういったアドバイスをする「アドバイザー」が出て来ます。そして、問題、霊達の質問があれば、それを、例えばテープに録音(とっ)ておいて、「こうした悩みがあるらしいのですが、どうしますか ― 」という家族の相談があるわけです。そうしたら、その専門家がアドバイスをする。そのアドバイスに、処方箋に基いて、また、あの世の霊達に指導する。こういった事が起きて来るわけです。

こういった世界が、ここ百年、或いは、二百年以内に生まれて来ると思います。

ですから、その時代になったら、今、あなた方は、力んで、正法の伝道なんて言っているけれども、また、あなた方の手段も、幼稚な手段であった、と言われる様になって来るわけです。時代遅れになって来ます。

この事は、まあ、決まっていると言えば、決まっている様なものです。そういった時代は来るし、これからの私、例えば、私、エジソンの努力の方向が、そういう事にある、という事です。いま、私達の世界(霊界)でも、科学者達の、光の天使達の集まりがあるわけです。私達、科学者達は、科学者達で、そうした装置を、一生懸命考えているんですけれど、それは、また、三次元との交信でもあるし、私の居る世界から、霊界の他の世界への、十分な交信が出来る様な装置も、いま、考えつつあるのです。

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