和の独り言=PART-2

(写真付きで)日記や趣味を書くならgooブログ

中央東線=その2 歴史に触れて

2021-07-21 | 鉄道旅行

 私の最寄り駅は中央本線の石和温泉駅です。甲府駅を含む近隣の駅が開通して110周年という企画が今から8年ほど前に聞きされました。これに参加した思い出の記を採録します。採録とは、別の「和の独り言PART=1」2013年5月4日付でアップしたものを書き直した次第です。

 御坂町のわが家から路線バスで石和温泉駅へ。09・24発の上り高尾行き536Mで先ずは山梨市駅へ09:31着。私が高校生だった頃は「日下部(くさかべ)」駅だった。
 駅前ロータリー脇に「友の汽車」と題する与謝野鉄幹・昌子の歌碑がある。

  われらの汽車と 窓ならび 暮れたる山に 言う別れかな
           日下部駅にて  寛
  いにしえの さしでの磯を 破らじと 笛吹川の 身を曲ぐるかな
                   昌子

 現在の駅舎は北口だけだけど、南口の工事が進められている。
 山梨市09:53発上り高尾行き538Mに乗り継ぎ、塩山09:59着。階段を上って駅の南北を結ぶ跨線橋の上にある改札を出てスタンプを押し、みどりの窓口で記念のポストカードを求めるとすぐに改札を入る。乗ってきた上りが着いたのは3番線、反対側の2番線に待っている始発の10:04発下り小淵沢行529Mに飛び乗る。大忙しの5分間であった。

 甲府駅は最後によるとして竜王駅10:29着、ここでは30分余りの待ち時間がある。竜王駅は山梨県内で唯一の貨物取扱駅であるし油槽基地でもある。丁度、構内ではBlue ThanderのEH200-3号機がけん引するタンク列車が上り貨物出発線で待機中であった。

 竜王11:03発下り松本行435Mは甲府始発の3両編成である。短い編成だからか昼間の時間帯なのに結構な乗客が多く、座席は結構埋まっている。韮崎11:11着、SUICAは使えるのだが改札口にカード感知器がポツンと立っているだけ。

 韮崎11:26発上り甲府行きは松本発の3両編成だ。甲府11:39着で今回のイベント対象の6駅を全部回ったことになる。各駅で押したスタンプ台紙を有人改札口に差し出すと、「開業110周年記念 鉄道スタンプラリー コンプリート証明書」が発行された。甲府駅長名で、発酵番号が0000000115番、なんと10桁である。


 この日利用した車両はすべて115系で、証明書の発行番号と同じ、3桁車番は八王子支社豊田区所属、1000番台は長野支社長野区所属だ。所属区により車体の塗装色は若干違うのだが、すべて114、115系である。

 中央線の歴史を尋ねると、1903(明治36)年2月1日に大月~初鹿野(現甲斐大和)間が笹子トンネルを開通させて開業している。続いて6月11日に甲府駅まで延伸したとき、塩山、日下部(1962年1月15日に山梨市に改称)、石和(1933年4月1日に石和温泉と改称)が開業している。その年の12月15日に韮崎まで伸びたのだ。その時から110周年を迎えたことになる。

 =乗った日:2013年5月1日

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿