６月７日

キリンカップサッカー２０１１・日本×チェコを見ました。今回ザッケローニ監督は
３－４－３という攻撃的布陣を敷いてきましたが、ペルー戦と同じく０－０で終わり
ました。これで今大会は３チームが無得点・無失点で優勝という珍しい結果に
なり、消化不良の思いが残りました。
おそらくザッケローニ監督は現在の日本代表に可能性を感じ、１点でも多く取れ
るチームに成長させたいと考えているのでしょう。アジア地区３次予選では引い
て戦うところもあります。布陣のバリエーションを増やしてより勝つ確率を向上
させることは南アフリカ大会より上の成績を目指すには必要不可欠です。
ただテストできる機会が８月の韓国戦しかないというのがつらいです。本当なら
７月のコパ・アメリカに出場する予定でしたが辞退したためシステムを熟成する
時間が乏しい点で不安を残します。ランクどおりなら本戦出場は確実ですが安全
策でいくのか試すのか、アジア相手なら思い切って試してそれで判断してもいい
のではないでしょうか。