６月１１日

アンチＡＫＢ４８は何が嫌なのか？という記事を読んでやはり最近のアイドルの
世界は不思議だよなと思えます。有名になったばかりにＡＫＢ４８の商法ばかり
がクローズアップされていますが、手法は異なってもどこも集金方法に工夫を
凝らしています。
シリアルイベントや映画制作への出資金など少なくとも１度に数千円は出させる
のでファンもどのように資金を確保すればいいのか頭を悩ませます。一部は
犯罪で資金を集めて逮捕されていますが、さすがにそれはできません。ネット
ショッピングで少しでも安く購入する方法もありますが、特典をつける店舗を
限定するなどしてうまく経費削減することができない場合があります。目の前に
にんじんをぶら下げられると我慢できなくなるのがファンの宿命です。
「もしドラ」の観客層が広がらないという映画ライターの解説を読むとこの先
国民的アイドルの登場は難しくなるのではないかと予想できます。嗜好の多様化
など理由はありますが、幅広い世代に共感を得られる仕組みを構築することが
できなければどれだけ優良固定客を獲得できるかになってしまい、現状から
変化はないということになってしまいます。それはそれで運営会社には関係ない
かもしれませんが。