2月4日

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の一連の発言が国内外で批判に
さらされています。森元総理の発言は昔から注目され、そのたびに批判の声が上がって
いました。おそらく本気で更迭しようとする動きがなければ大会が終わるまで会長の座に
つくのではないでしょうか。
しかし、日本ラグビーフットボール協会の女性理事はいい思いはしていませんし、1年
延期されていた東京オリンピック・東京パラリンピックの開催に暗雲が垂れ込めてきたのは
確かです。自分たちの発言がそのように受け止められれば、今後理事になろうとする女性は
いないですし、開催したところで混乱が発生するのではないでしょうか。
森会長とすれば自分が生きているうちに地元開催を見たいでしょうし、自分もできるので
あれば見たいです。しかし、ワクチン接種一つとっても国によって接種率の大きな差が
ありますし、ニュージーランドのように感染を抑え込んでいる国が日本に選手を派遣する
のでしょうか。FIFAクラブワールドカップのオークランドシティのように辞退する選手・
団体が相次いでも不思議ではありません。まずは、国連やWHOに開催中止を勧告されない
よう感染者や重症者を減らす、後遺症や誹謗中傷に苦しんでいる人を助けるところから
始めてほしいです。