2月10日

森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の発言を巡り、野党は
女性議員が白のスーツを着用し、予算委員会では橋本聖子オリンピック担当大臣に
集中砲火を浴びせました。
森委員長の関連記事を見ると、放言・失言癖はあるものの、気遣いなど権力や組織を
つかみ、まとめるのがうまく、代わりがいないというのも見られます。そうなると
本人が辞任の意向を示す、スポンサーへの圧力が一層強くなり、組織委員会が解任に
動くなどしないことには現状のままになりそうです。
森委員長も80歳を過ぎて元気なのはいいのですが、その元気があの発言になっては
次の総選挙で議席維持が危うい自民党議員にとってはたまったものではありません。
二階俊博幹事長もそうですが、老害と揶揄されることがないよう、現在社会の状況を
踏まえて発言は慎重にしてほしいです。