go on a picnic

モダンなライフスタイルにあう
気の利いたフラワーアレンジメントを
ブラジル生活の小話を交えて紹介します

ポット婦人

2008年01月16日 | 

バラは自宅用にはあまり買わないのですが
これは思わず買ってしまった

世界中の花がある日本に向かって
新種のバラ紹介、なんてあるはずもなく
そうではなくて
市場にて無骨でごっついおじちゃんが
指が全部親指みたいに太く大きい手で
いかにも大事そうに
愛おしそうに扱っているのを見たら
うーん、わかるわかる、という可愛さだったのです

お茶と同じで
イギリスの花はイギリスのポットに
活けてあげましょう

背景が白いのは滝のような夏特有の豪雨です
それでもこの子のおかげで
ちょっとご機嫌になって
そうだおいしい紅茶も飲もうっ、としたら

あ!ポットが無い.......

中国とか日本とかインドとかアメリカとかトルコじゃ
ダメなのよお~






転けた子欄

2008年01月15日 | 

何このタイトル?ってカンジでしょうが
変換したらこうなってしまいました

正式には

「苔 タコ蘭」
だったのです

フェィクの枝物と本物の蘭のミックスですが
たいていどちらかといえば花の方が
偽物っぽく思われています


黄色は

2008年01月14日 | 

人を元気にしてくれる色だそうです

アレンジにするとしたら
これほど難しい色もないのに
花の色で一番種類があるのも
黄色なんだって

たくさん元気をもらえるということ、か


なごり

2008年01月11日 | 

昨日の残骸です

活け込みに使った残りと一緒に
とりあえずコップに入れただけのものですが
「何に活けようかなあ」と思案しているうちに
こういうことになってしまいました

油断大敵



おままごと

2008年01月10日 | 

ヒヤシンスの花のような形態で
ほのかな香りも、うっすらピンクがふちにかかっている様も
どこかしら上品なカンジのするかわいい原種の蘭

こういうものに非常に敏感な娘が
さっそくむしっておままごとを始めました

(一人二役)
「はい、きょうは桜ごはんですよ」
「わあ、かわいい」
「もぐもぐ」
「あー、すっぱくておいしかった」


こういう後はたいてい犬に破壊されて
無情のうちに儀式は終わるのだ


夏のお正月

2008年01月09日 | ブラジル

もなかなかよいもんです

今回はリオに行っておりました
リオとサンパウロは
日本で言えば、大阪と東京みたいな関係
サンパウロは南米最大のビジネスの街だけど
リオは世界の観光都市ですからもっと洗練されていて
たとえば銀座と海や岩山の風光明媚な景観がミックスされたカンジ
既存の知識では理解不能な美しさを目の当たりにすることができます

でも、海辺は暑すぎるのが難で、山の頂上付近でくつろいでおりました

木陰のハンモックでまどろみながら
昼間からカイピリーニャ飲んじゃって
その下を野生のにわとり親子がうろうろしてて
夜になるとカエル(9種類くらい)の大合唱と蛍の乱舞ショウがあり

時間に追われ、交通渋滞にもまれるサンパウロの日常から
たった(とブラジル人は言う)450kmしか離れていないところで
解放され、まさに極楽~

来てみたくなったでしょ?

Feliz Ano Novo!

2008年01月08日 | ブラジル

いけばなとフラワーアレンジメントの違いを
よくたずねられますが

私が活けるものはなんでも「いけばな」とよばれます

それならば、と開き直って
秘蔵ラリック(と呼ばれている)花器を引っ張りだして
一輪挿しの洋物ばかりで攻めてみたところ

「おーっ!ZEN(禅)!!」

うーむ、広義において合ってるかもしれぬ......









目出鯛

2008年01月07日 | ブラジル

あけましておめでとうございます

こちらブラジルのお正月は
新年になった瞬間に大々的に各地で花火が上がり
特に海岸ではその年一年の幸運を願って
白装束にてシャンパン持参で祝う
というのが一般的です

我が家からは360度花火があがる様を見ることができますが
まるで戦場のようにあちこちで火の手が(いえ、花火が)あがってます
これが2時間くらい続いた後は
帰宅の途につく車から酔っぱらい達が
クラクションを鳴らし続けるのです

しかし翌2日には何事もなかったように
すまして即仕事再開なのでした

これはサンパウロの場合で
リオ・デ・ジャネイロでは
クリスマスからカーニバルが終わるまで
3ヶ月もの長い夏休みをとるのが一般です

このときばかりは(いえ、それ以外でも)
リオがうらやましい

今年も皆さん良い年にしましょうね