⇒ こちらをご覧ください。
コマンドプロンプトは、Windows_OSを、コマンドの打ち込みによって操作するインターフェース(ソフト)です。ファイル操作なども効率よくこなしてくれるから、使いこなすことができれば、便利です。
その記事の中で、
「一連のコマンドをテキストファイルに記録しておいて、コピー&ペーストできる」
って書きました。確かに、あらかじめテキストファイルに一連のコマンドを記述しておいて、コマンドプロンプトにコピー&ペーストする使い方も便利です。何度も使い回すようなプログラムをテキストファイルにしておけば、その都度、最初からコマンドをタイピングする必要がありませんから。
けど、実は、テキストファイルの内容をコピー&ペーストする必要もなくって、ファイルそのものを実行する方法もあります。
拡張子が「bat」の、バッチファイルです。バッチファイルをダブルクリックすればコマンドプロンプトが起動して、バッチファイルの中味であるコマンドが実行されます。
テキストエディターを使って一連のコマンドを記述し、拡張子「bat」で保存すれば、バッチファイルができ上がります。
なお、ファイル保存のとき、文字コードを「UTF-8」ではなく、「ANSI」や「Shift-JIS」にするよう、注意すべきです。コマンドプロンプトの標準の文字コード(コードページ)が、Shift-JISだからです(近い将来、UTF-8へ移行する気がします。)。
人間の行為(手動操作)には、ミスが避けられません。ヒューマンエラーってぇやつです。
これに対し、バッチファイルの実行だと、中味に間違いがない限り、記述されているコマンドを最初から最後まで、正確に確実にやり遂げてくれます。人間の操作が不要で、手間がかかりません。これがバッチ処理の魅力です。
バッチファイルは、Linuxのシェルスクリプトと同じようなものと思われます。
シェルスクリプトに関する解説書は持っているので、バッチファイルの解説書も、欲しいと思っています。
それでは、また次の記事で
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