この本は、実際に起きたコンピュータネットワーク不正侵入事件を、事実に基づいて描いたノンフィクション作品です。
著者が粘り強くネットワーク越しに犯人を追跡し、そして最後には張本人を突きとめます。
なかなかおもしろい本でした。
内容がどういうものか
⇒ こちらの記事をご覧ください。
ネタバレにならない程度に、紹介しています。
本は、ネットで購入ました。単行本と思って注文したのに、届いたのは文庫本でした。
途中まで、その文庫本で読んでいたのですが、
「文庫本だと字が小さい。」
「単行本の大きな字で読みたい。」
ってことで、単行本を買い直しました。
ところが、届いてビックリ、
単行本は、さらに字が小さかった。
ええっっ、そんなのあり?
文庫本の方が字が大きいってこと、あまりないんじゃないでしょうか。
ところで・・・、
この本は、読み始めの最初っから、物語の中にぐいぐいと引き込まれます。
内容がおもしろいってのも、それはもちろんあります。けど、さらに感心したのが、翻訳の絶妙さです。外国語を翻訳した本は、なんとなくぎくしゃくした文章のものが多いと感じています。
しかし、この本には、それがありません。非常にこなれた日本語です。流れのよい文章なので、すんなりと抵抗感なく読み進めることができます。
コンピュータに関する専門用語も、一般の人が分かるように、やさしくかみ砕いた表現で書かれています。翻訳に当たって、専門家からの助言も受けたようです。
読書の秋に、こういった類の本もいいと思います。
堅苦しいものではなく、割と気楽に読めます。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
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